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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド/村上春樹
本の内容(Amazon.co.jpより引用):高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、
そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。
老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、
その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。
静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、
村上春樹の不思議の国。
〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、
回路の秘密を聞いて愕然とする。
私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。
残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か?
そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか?
同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか?
読んだ時期:
大学生の頃。
レビューとか感想とか:
村上春樹好きの友達に借りて読んだ本。
最初はちょっととっつき難かったのですが
話が掴めてくるとどんどんハマりました。
設定や展開は秀逸だと思います。
個人的には村上春樹の作品の中で一番のお気に入りです。
お気に入り度:
★★★★★
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posted by ササキマコト