マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

君がくれたもの/Chaco

本の内容(Amazon.co.jpより引用):

 切なくて、苦しいけれど明らかになる“カグ”の真実。
 60万部突破!!『天使がくれたもの』(Chaco著)シリーズの第4弾最終章。

 ケータイ小説「天使がくれたもの」シリーズの完結編。
 カグこと香久山聖の視点で振り返ったもの。
 切なくて、苦しいけれど明らかになる「カグ」の真実。
 相手の気持ちを知って、初めて見えてくるものもある…。


読んだ時期:

 2008年10月23日。


レビューとか感想とか:
 ブックオフで買ってみたは良いけど、あれ?これ前に読んだ?
 と思ったら微妙に違った一冊。あー、あぶねっ。
 『天使がくれたもの』を男性目線で書いただけっすね。
 『天使がくれたもの』が気に入った方でしたら楽しく読めるでしょうし
 イラっとした方ならイラっとするのではないでしょうか。
 良くも悪くも変わり映えしていない一冊です。

 『冷静と情熱のあいだ』を読んだ時も感じたけど、
 一つの話を別の角度から捉えて表現するってのは、手法としては上手いな~と。
 スピンオフにしろ何にしろ、既にある材料を有効活用するのは確かに大事。

 あっ、どーでも良いですがスピンオフ作品で一番思い出に残っているのは
 「古畑任三郎」やってた日の深夜にやってた「巡査・今泉慎太郎」です。
 密かに楽しみにしてました。


お気に入り度:
 ★★★






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posted by ササキマコト