マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

時計館の殺人(講談社文庫)/綾辻行人

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 館を埋める108個の時計コレクション。
 鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で10年前1人の少女が死んだ。
 館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。
 死者の想いが籠る時計館を訪れた9人の男女に無差別殺人の恐怖が襲う。
 凄惨な光景ののちに明かされるめくるめく真相とは?
 第45回日本推理作家協会賞受賞。


読んだ時期:

 2008年11月21日。


レビューとか感想とか:
 綾辻 行人さんの館シリーズ第五作目。
 世間一般での評価が一番?高いらしい一冊です。
 犯人とメインのトリックは分かりました。
 細かい所は分かりませんでした。特にごにょごにょがごにょる所。
 個人的には「十角館の殺人」の方が好きだったりしますが
 トリックが今までで一番大掛かりでしたし
 私が館シリーズに感じていた一番の不満も
 この本で解消されてました。ばんざ~い。
 さぁ、私が館シリーズに感じていた一番の不満とは何でしょう?

 ヒント:
  1.迷路館の殺人でも実はちょっと解消されてた。
  2.捉えようによってはトリックばれに繋がるから
    ここが不満!っておおっぴらに言うのは躊躇っていた。
  3.うん、ぶっちゃけタイトルとね・・トリックが・・。

 こんな適当なヒントで分かったら、あなたは間違い無く迷探偵です。
 島田さんもビックリ!
 あっ、そう言えば思い出した。ストーリーにはあんまり関係ないのですが
 この「時計館の殺人」で、主人公のある大事な誓いが破られてしまいます。。
 ちょっと憧れていた(微妙に嘘)誓いなだけに残念でなりません。しくしく。


お気に入り度:
 ★★★★






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posted by ササキマコト