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カレーライスは知っていた(光文社文庫)/愛川晶
本の内容(Amazon.co.jpより引用):「助けてー!殺される」。
警察への通報の直後に絞殺された女性のマンションの台所には、
カレーの入った鍋が残されていた。
何と探偵は、たった一口そのカレーを食べただけで、犯人をずばりと名指ししてしまう!
美少女代理探偵・根津愛からの挑戦状を含む傑作推理小説とネコマンガ、そして…?
“企み”に満ちた注目の作品集。「納豆殺人事件」を加えた完全版。
読んだ時期:
2008年12月27日。
レビューとか感想とか:
表紙を見た瞬間、思わず手にとってしまった一冊です。
猫の鋭い(?)眼光にやられました。
内容は、元刑事の娘の女子高生が主人公のミステリー。
安楽椅子探偵物ですね。
シリーズ物でいくつかのお話が一冊に載っているイメージで
その中の一つが「カレーライスは知っていた」と言うタイトルです。
その為、延々カレーを題材にしたお話が続く訳でも無く
コロッケ殺人事件が出てきたり納豆殺人事件が出てきたりもします。
比較的読みやすく、どちらかと言うとライトノベルに近い印象を受けましたが
結構分厚い為読み応えがあります。
どれ位読み応えがあるかと言うと、青春18切符で横浜から水戸まで移動する間
丸々時間を費やした位に読み応えがあります。うむ、疲れた。
やっぱり電車移動は疲れますね。もう若く無いだけに腰にきます。
正直、もう当分電車には乗らなくて良い気分です。
乗らなくて良い気分なのですが・・・後二回分程残っていたりするので
年明けにでも山の手線に一日中乗って消費したいと思います。
何周出来るか今から楽しみです、ハイ。
お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト