マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

バグダッドのモモ/山本 けんぞう

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 ひと握りの為政者の都合で始まる戦争。
 その最大の被害者となるのは、いつだって子どもたち。
 そんな彼らの悲しみを、孤高の野良猫の視点から描いた寓話だ。

 爆撃音が絶えないバグダッドに暮らす女の子、もも。
 幸せだった彼女の生活は戦争勃発とともに破壊され、小さな弟と2人で街をさまよう。
 老猫のモモは、そんな彼らをクールに見守る。
 同じ響きの名を持つももとモモが抱く、戦場での戸惑いと恐怖。
 それは実に淡々と描かれるが、だからこそ、よりリアルな恐ろしさを感じさせる。
 と同時に、いきなり市民に襲いかかる「争い」の身勝手な本質を、私たちに教えてくれる。
 作者が抱く戦争への深く静かな怒りは、どんな声高な反戦の叫びよりも胸に響く。


読んだ時期:

 2009年1月2日。


レビューとか感想とか:
 色々考えさせられる良いお話です。良いお話なのですが・・・
 正月早々読む本じゃ無いです、ハイ。
 内容は戦争中の街中を人間のももと猫のモモ、ももの弟のびびちゃんが
 行ったりきたりしつつ戦争の痛ましさを見せ付けられるお話です。
 も~も~ぉ(泣)
 うん、子供に読ませる時は気をつけましょう。
 下手すりゃ~トラウマになる。
 小学生の頃に「ひろしまのピカ」と言う絵本を読んで
 ガッツリトラウマになった私が言うんだから間違い無いっす。

 モチでも食ってふて寝してやるぅ。
 と心に誓いつつ、ぐーたら暮らします。


お気に入り度:
 ★★





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posted by ササキマコト