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もえビジ 会計RPG 密室の女子大生会計士/藤原萌実
本の内容(Amazon.co.jpより引用):「これから我は、11の質問を汝にする。この部屋から出たくば、
そして生徒と柿本を返してほしくば、我が問いにすべて答えてみせよ」。
女子大生会計士、藤原萌実に突きつけられた突然の要求。
それは、会計に関する問題を解き、人質を救出しろというものだった―。
果たして、繰り出される数々の「日常に潜む会計的問題」に、
あなたはすべて答えることができるか?
山田真哉の、累計100万部の大ヒットシリーズ、
『女子大生会計士の事件簿』から生まれた新しい会計入門書、ついに登場。
読んだ時期:
2009年1月5日。
レビューとか感想とか:
女子大生会計士の事件簿シリーズの主人公藤原萌実さんが
本の中から抜け出して本を出版しましたってか、やるねっ!
基本的に萌さんのキャラクター・・と言うかツンデレが好きです。
おまけに言いたいであろう事にも共感出来る事が多いので
ここから先は、ついでにここまでも、多分に贔屓目が入った文章となります。
形式は一時期巷で流行ったゲームブック方式。
選択肢があってその選択肢に沿ってページをめくる本です。
会計と言いつつ数字はほっとんど出てきません。あら素敵。
「会計」と言うなんだか小難しそうな分野の敷居を
これでもかって位低くする事に心を砕いた本だと思います。
なもんで専門的と言うか教科書的なお話はあまり出てこないです。
「会計」と言う言葉に心を惹かれて読むと
こんな顔→(-公-;)になるかもしれません。
読み物を楽しみつつ豆知識を仕入れる感覚で読むと楽しめるかと。
ただ、基本的な考え方には共感しています。
やっぱ人間頭を使って考えなくちゃ駄目でしょ。
と言うか、考えた方が楽だと思うのですよ。
色々応用利くし覚える事自体は少なくて済むから。
常に考える習慣をつけておくと
土壇場での出たとこ勝負で妙な強さを発揮できますし。
おっと、華麗に話が逸れました。
もちろんそんな事が書いてある訳ではなく、
会計にまつわる考え方が書かれた本です。
あっ、そうそう。
私は基本的に同じ本を二回読むって事をしない人なので
この本も間違いだと思う選択肢から選んでいきました。
間違いルート→END→正しいルートで読んでいけば
一回で全部読めると考えたので。
その結果・・・11問目で見事にやられましたよ。
微妙に敗北感で一杯にさせられました。ちっくしょいっ。
お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト