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カレーライフ(集英社文庫)/竹内真
本の内容(Amazon.co.jpより引用):カレーをめぐる冒険が、いま始まる!
人は死ぬものなのだと知ったのは、カレーライスを食べた後だった。
祖父のカレー、幼い日の約束をめぐって僕は旅立つことに…。
小説すばる新人賞受賞作家の大盛りカレー小説。
読んだ時期:
2009年3月30日。
レビューとか感想とか:
文字通り、カレーな小説です。
基本的には青春小説ですが、カレー小説です。
内容の方は、昔はじーちゃんがカレー作ってくれてて、
じーちゃん亡くなった時に孫達が「大きくなったらカレー屋やろうぜ!」とか
若気の至りで約束するのですが、やっぱり大人になると皆それぞれですよね。
大きくなるにつれて孫達はドラゴンボールのように散り散りになっているのですが
主人公がひょんな事からカレー屋になる決心をして・・。
読むととってもカレーが食べたくなります。
事実私も無性に食べたくなったので材料買い込んで来て
マコトスペシャルカレーを作りました。
ん?マコトスペシャルカレーが気になりますか?
せっかくなのでアバウトにレシピを公開しますね。
ジャガイモ、ニンジン、カボチャ、玉ねぎ、醤油漬けニンニクを
全てすりおろして鍋にポイっと入れます。
玉ねぎとナスを適当に切って鍋にポイっと入れます。
缶詰に入っているトマトピューレをドバドバっと鍋に入れます。
豚挽き肉、鳥挽肉、豚バラ、鳥の胸肉、ウィンナーを
ぽいっちょと鍋に入れます。
水入れます。気合を入れて火にかけます。
ジャワカレー辛口を一箱入れてみましょうか。
調味料としては、ガランマサラ、ブラックペッパー、レッドペッパー、
ガーリックをこれでもかって位てんこ盛りで入れます。
牛乳、醤油、鶏がらスープを隠し味として控えめに入れます。
いー感じになるまで煮込みます。
私は本を読んでいる間ずっと火に掛けていたので
かれこれ2時間位は煮込んじゃったと思います。
最後にお皿にご飯とカレーを盛ったら、上にとろけるチーズを乗せて
レンジで1分位チンして完成です。
スーパーで目に付いた材料を適当に突っ込んで
フィーリングのみに頼って作った割りには中々の味に仕上がりました。
我ながら出たとこ勝負の勝負強さに惚れ惚れしております。
ただ、そこは一人暮らしの哀しさ。
大なべ一杯のカレーを若干持て余し気味です。
多分一週間位はカレーで生きていけるでしょう。
もし私が事業内容を「黄レンジャー」に変えていたら
ずっとカレー食べてたと思ってください。
お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト