マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

名前探しの放課後(上)/辻村深月

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 上巻:
 「今から、俺たちの学年の生徒が一人、死ぬ。―自殺、するんだ」
 「誰が、自殺なんて」
 「それが―きちんと覚えてないんだ。自殺の詳細」
 不可思議なタイムスリップで三ヵ月先から戻された依田いつかは、
 これから起こる“誰か”の自殺を止めるため、同級生の坂崎あすならと
 “放課後の名前探し”をはじめる―青春ミステリの金字塔。

 下巻:
 「あいつだ。俺、思い出した」「あいつ?」
 「クリスマス・イヴの終業式の日の自殺者。あいつに間違いないよ。今日、全部、思い出した」
 “誰か”の自殺を止めるための“名前探し”も大詰めに。
 容疑者を見守る緊迫感、友だちと過ごす幸福感の両方に満ちたやさしい時間が過ぎ、
 ついに終業式の日がやってくる―青春ミステリの金字塔。


読んだ時期:
 2009年4月25日。


レビューとか感想とか:
 面白かったっすー(浜田ブリトニー風)
 内容は、クラスメートが自殺しちゃった主人公の男の子が、
 気づいたら3ヶ月前にタイムスリップしちゃった訳ですよ。
 ほんでもって、記憶はあるんだけど何故か「誰が自殺したのか」だけ覚えていないらしく
 一体誰が自殺したんだ?ってのを探しつつその人の自殺を止めようとする話です。

 上下巻各300ページ位あるのですが一気に読めました。
 やっぱりこの方の作品は主人公が男の子の方が好きです。
 必要以上に病んでいない主人公で素直にストーリーを楽しむ事が出来ました。
 結局「誰の名前」を探していたのかは途中であっさり分かりましたが
 勘の良い方なら登場人物が出揃った時点で分かるかもしれません。
 最初読んだ時は気づきませんでしたが、読み返したらバレバレでした。

 注意点として「ぼくのメジャースプーン」を読んだ後に読まないと
 確実に消化不良な思いを味わえます。
 「ぼくのメジャースプーン」の設定が一部、話の本筋に持ち込まれている為
 「ん?どーゆー事?」と言う疑問が残るでしょう。
 他にも「凍りのくじら」「スロウハイツの神様」の登場人物が脇役で出てきますが
 こちらは特に読んでいなくても支障は無いと思います。
 読んでおいた方がニヤリと出来ますけどね。

 全体としては楽しめた一冊でした。


 さて、今日はお出かけしつつ見積りについて考えてました。
 見積りに挑戦権(やるやらないは自由)を付けて、
 その挑戦権を使うと、私とお客様で何かの勝負。
 お客様が勝ったら1割引で私が勝ったら5%上乗せされます(笑)
 そんな形態の見積りを考えているのですが・・勝負の内容をどうしようかと。
 単純にジャンケンでも良いのですがもうちょっと工夫が欲しいな~と。
 誰か面白いアイディアがあったら教えて下さいm(__)m


お気に入り度:
 ★★★★







お仕事用Webサイト:pcs
※携帯電話には対応しておりません。




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posted by ササキマコト