マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

1Q84BOOK2/村上春樹

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 特になし。


読んだ時期:
 2009年5月31日。


レビューとか感想とか:
 村上春樹さんの久しぶりの長編小説「1Q84」の2冊目です。

 1冊目はこちら。

 感想を一言で表現するとしたら「えっ!終わり?Σ(´・д・`)」です。
 続編が出ても出なくてもどちらでもおかしくないような終わり方でした。
 物語としては完結していないと思います。ほぼ全ての事に結論が出ていません。
 唐突に「はい終わり。帰った帰った~。」と言われた気分ですよ。
 面白かった事は面白かったのですが何とももやもやした気分が残っています。

 1巻が4月-6月、2巻が7月-9月になっている事、表記が「上巻・下巻」では無い事から
 3巻(10月-12月?)が出るとか出ないとか言ううわさもあるようですが
 実際問題どうなんでしょうね?
 確かに色々気になる部分が残っているのでその補足が欲しい気もするのですが
 逆に、だからこそ何とも言えない余韻が残っている気もします。
 果たしてこのお話が「未完成」なのかあるいは既に「完成」しているのか、
 気になる所です。
 ちなみに、確かに続編が出てもおかしくないような状態ではあるのですが
 今日の時点でその根拠はどこにもありません。
 「話が完結してから読めばいーや」と考えている方は
 いつまでたっても読む機会は無いかもしれませんよ。


お気に入り度:
 ★★★★






お仕事用Webサイト:pcs
※携帯電話には対応しておりません。




-----
posted by ササキマコト