マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

そのケータイはXX(エクスクロス)で(宝島社文庫)/上甲宣之

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 旅行で訪れた山奥の温泉地、そこは怪しい村だった―。
 女子大生しよりと愛子を次々に襲う恐怖の事件。
 今すぐ脱出しなければ片目、片腕、片脚を奪われ、
 “生き神”として座敷牢に一生監禁されてしまうという!?
 頼りの武器はケータイのみ!二人は生きて逃げ出すことが出来るのか。
 第1回『このミス』大賞で最大の話題を呼んだ、
 息つく暇さえない携帯電話ホラーサスペンスの最高傑作。


読んだ時期:

 2009年6月13日。


レビューとか感想とか:
 本では未体験のジャンル、ホラーにも挑戦してみっか!と思って手に取った一冊。
 ホラーだと思ったらミステリーでした。駄目じゃんっ。
 内容は、某田舎に旅行に行った二人の女の子が大変な目にあいます。
 一人は村人に追っかけられ、一人はごにょごにょに追っかけられるのですよ。
 逃げろ~逃げろ~、捕まったら生贄にされちゃうぞー!みたいな
 理不尽な感じで追い詰められます。
 なんて不幸な星の元に生まれたのでしょう。
 それが何でミステリーになるかと言うと・・・何ででしょ?
 それは読んでのお楽しみです。本当は上手く説明出来ないだけですが。

 ページ数は多いですが個人的にはあっさり読破できました。
 スピード感のある先が気になる展開で、一気に読みましたよ。
 最後の方が尻すぼみだったのが非常に残念ですが
 総合的には楽しく読めました。
 ついでに言うと、500ページ以上ハラハラドキドキなストーリーを展開させておきながら
 残り20ページで全部の辻褄を合わせようって心意気に惚れます。
 そりゃーさすがに無茶ではないかと。。
 そんな、ある意味挑戦的でもある一冊です。


お気に入り度:
 ★★★★






お仕事用Webサイト:pcs
※携帯電話には対応しておりません。




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posted by ササキマコト