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四日間の奇蹟(宝島社文庫)/浅倉卓弥
本の内容(Amazon.co.jpより引用):脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する奇蹟。
ひとつの不思議なできごとが人々のもうひとつの顔を浮かび上がらす
読んだ時期:
2009年8月29日~2009年8月30日。
レビューとか感想とか:
ドタバタでしたが何とかかんとか色々終わり、無事帰ってまいりました。
と言う訳で、行き帰りの電車の中で読んだ本です。
ちなみに牛タンは食べる時間ありませんでした(つд`)
本の方ですが、第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作らしいです。
背景描写と言うか景色や身の回りの描写がしっかりしている作品です。
村上春樹さん的印象を受けました。
内容は・・・ピアノが弾ける少女とピアノが弾けなくなった青年、
そしてある施設のおねーちゃんが遭遇するちょっと切なくメッチャ不思議な物語です。
ある意味救いの無い話を無理やり救った感じなラストがいまいちでしたが
全体を通してはそれなりに楽しく読みました。あんま盛り上がらなかったけど。
ただ一つだけ大きな不満があるんですよね。
『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作でなければ感じなかった不満ですが。
それは何かと言いますと・・・ミステリーじゃない!!!
不思議な話ですが絶対にミステリーというジャンルじゃないです、この話。
騙された。
と言う訳でちょっと不思議な日常ファンタジー位に考えて下さい。
繰り返しますが、ミステリーではありません。
お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト