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秋期限定栗きんとん事件〈上〉(創元推理文庫)/米澤穂信
本の内容(Amazon.co.jpより引用):あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。
学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。
お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」
みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。
―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…
シリーズ第三弾。
読んだ時期:
2009年9月25日。
レビューとか感想とか:
やってきました、米澤穂信さんの小市民シリーズ第三弾。
そこまで気に入ってるつもりは無かったのですが、
何だかんだで出てるシリーズ全部読んだので実は気に入っていたのだと思います。
今回のお話は上下巻の二冊に分かれていて結構好きな展開でした。
主人公が小市民になると言う事を遂に諦め、開き直った訳です。
ついでにヒロインも新しい魅力をアピールしてくれました。
ただ可哀想だったのが脇役達。
脇役、引き立て役と言うのが正にピッタリな扱いです。
特に瓜野君は涙無しでは語れない位可哀想な存在でした。
ミステリーとしての要素はそんなに強く無いので
どちらかと言うと青春小説として楽しんだ方が良いかと思います。
さて、ちょっと時間オーバーながら午前の部終了。
大慌てで午後の部いってきまーす。
お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト