マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

ガラスの麒麟(講談社文庫)/加納朋子

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。
 通り魔に襲われた17歳の女子高生安藤麻衣子。
 美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた
 心の闇から紡ぎ出される6つの物語。
 少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、
 感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作。


読んだ時期:

 2009年11月28日。


レビューとか感想とか:
 ん~、ふつーでした。
 内容は初っ端にいきなり女子高生が殺されます。
 その死を巡って周りがてんやわんやするお話です。
 犯人を捜す人もいればその死の原因を探ろうとする人、
 ただ心を痛める人等、周りの人達のその後が描かれます。
 個人的な感想としては、ちょっと粗いかなーと感じました。
 中途半端にミステリー寄りなお話にした結果、
 どっちつかずになっちゃった印象です。
 各編毎にちょっとしたミステリーになっており、そちらはなるほど!と思えたのですが
 最大の謎、女子高生の死に関する真相が「なんだ、こりゃ(^^;」でした。
 うむ、共感できん。


お気に入り度:
 ★★★






お仕事用Webサイト:pcs
※携帯電話には対応しておりません。

-----
posted by ササキマコト