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セーラ号の謎―漂流者(角川文庫)/折原一
本の内容(Amazon.co.jpより引用):ダイビング中、妻とその不倫相手に見殺しにされた推理作家・風間春樹は、
無人の八丈小島で意識をとりもどす。
脱出しようと泳いで八丈島に向かうが、漂流してしまい、
偶然にもセーラ号というヨットに辿り着く。そこには恐るべき秘密が…。
航海日誌、口述テープ、手紙、新聞記事などに仕組まれた騙しとたくらみに満ちたプロット。
荒れる大海原に浮かぶヨットで一体何が起こったのか。
憎悪と殺意が錯綜する中、最後に生き残るのは誰か。騙しのマジックを駆使した叙述ミステリー。
読んだ時期:
2010年1月3日。
レビューとか感想とか:
面白かったですよ。
500ページオーバーでちょっと気後れしましたが一気に読めました。
ちょっと石持浅海さんに似た雰囲気を感じた小説で、
漂流ミステリーと言った感じでしょうか。そんなのがあるのか知らないけど。
内容は、諸事情により漂流したおっさんがヨットに流れ着いたのですが
実はそのヨット内でも諸々の事情があって~、
そのおっさんも実は復讐したいんだ~な人で~、
よっしゃ!復讐すんぞ!と関係者各位を集めてまた漂流して~
んで色々ドタバタさくさくえいやっ、ぽいっちょってな感じです。
正しく叙述ミステリーと言うのがピッタリな一冊で
漂流と言うのも、関係者が逃げられないと言う以外にも
役割があるようです。あるように感じました。
叙述ミステリーの宿命として、ネタバレ時に若干混乱しますが、まぁそれはそれ。
ミステリー好きな方は読んでみても良いと思います。
さて、世間一般での年始休みが終わりますね。
今年は短いですよね、年末年始の休み。
私もそろそろ気合を入れなおそうかな~と考えています。
取りあえず今期前半の目標は、前期の良かった所を残しつつ
悪かった所を改善する事。
自分なりに満足している所も反省している所もあるので
半年掛けてそれを吸収しつつ、展開がどう変わるか見てみたいと思います。
今年も頑張って生き延びます!
お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト