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姫様商売―身近なセレブでブームを作る/平舘美木
本の内容(Amazon.co.jpより引用):「ブームは、身近なセレブ『ヒメ』から生まれる」
「『えこひいき』こそ女心を動かすツボ」「一般職マーケットを狙え!」
……今、各メディアで注目の女性起業家が、その独特のマーケティング論をもとに、
女性の消費心理のつかみ方を明かす!
読んだ時期:
2010年1月28日。
レビューとか感想とか:
ん~、思っていたのとはちょっと違う本でした。
煽り文句を見て女性をターゲットとしたマーケティングについての本かと思ったのですが
そんでもってある意味その通りの内容だったのですが、どちらかと言うと著者の実践例、
私はこんな信念でこんなアプローチでこんな商売してまっせ!って感じの
自分のビジネスの紹介本でした。
うわ、失敗した<( ̄◇ ̄;)>とちょっと思ったのですが読んでみると思ったより面白い。
「ふーん、そんな視点もあるんだ~」って感じで興味深く読めました。
ただ、一つだけどうしても分からない事があって、それが理由でちょっと懐疑的。
その疑問って言うのは・・・なんでこんな本出したの?って事です。
著者の方のアプローチの仕方って、一般大衆に広く展開すると言うよりは
選ばれた人に選ばれたサービスを、って感じなんですよね。
例えるなら会員制高級クラブのような形態を目指している印象を受けました。
「クラブ」じゃなくて「倶楽部」の方がピッタリかもですけど。
それに対して内容の方で「うちはこんなサービスやってんだ、いーだろー」
みたいな記述もあり「お客さんよっといで~」的雰囲気も感じます。
そこに矛盾を感じてしまいました。
選ばれた、と言うよりは選んだ人に最高のサービスを!と言うスタンスであれば
本出して広く知って貰う必要は無いだろうし、逆に不特定多数に広めたいのであれば
本の内容で言ってる事はなんじゃらほい、と。
う~ん・・・印税?もしくは本出してみたかったのか。
そんなうがった見方をしてしまった一冊でした。
印税と言えば、私もその内、一冊で良いから本出してみたいなーと思っています。
なんか面白そうじゃないですか。一冊位なら。
まぁ売れる本を書けるとはとても思えないので、あくまでいつかその内
機会があって気が向いたらと言う後ろ向き極まりないスタンスですが
10年以内には一回位チャンスを探してみたいと思います。
なんかの間違いで本出たら皆さんヨロシクね(人´∀`)
お気に入り度:
★★
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posted by ササキマコト