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空の中(角川文庫)/有川浩
本の内容(Amazon.co.jpより引用):200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは
調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?
一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。
大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、
日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは―
すべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント。
読んだ時期:
2010年3月26日。
レビューとか感想とか:
私が今まで読んできた有川浩さんの小説とはちょっとテイストの違う作品。
とは言っても私が読んだのは最近の出版物が多いので
どちらかと言うとこちらが元々の雰囲気だったのかしら。
感想を一言で言うと、読み応えがありました。
500ページ↑と言う文章量もさる事ながら、中身や設定がややこしい。もとい、濃い。
個性的な登場人物も皆キャラが立っていてどれも主役級です。
設定がちょびっと複雑な上に妙に回りくどい喋り方をする奴が出てくるので
読みやすいかと問われると意見が分かれる所ですが、面白かったですよ。
舞台は自衛隊とその周りを取り巻く環境で、
内容はある意味「未知との遭遇」そして「国防」。
ある未知なる生物?が登場し、それに対して人間どもが
それぞれの立場に立ってそれぞれの考えであたふたする話です。
未知なる生物?にとっては迷惑も良い所ですね。
えっ?まだこの本の魅力が十分に伝わっていないんじゃないかって?
そうですね、大事な事を書くのを忘れていました。
何を隠そう、正真正銘の「ツンデレ」が出てきます。
いやー、良い(*´ェ`*)
意地っぱりなツンデレはサイコーですね(*´ェ`*)
自分に素直になれなくてやせ我慢してる所とかとっても良い(*´ェ`*)
ツンデレばんざーいヽ(≧▽≦)ノ
と言う訳で、ツンデレ好きは読んで損しないと思いますよ!
ところで、有川浩さんの代表作って「図書館戦争」じゃないですか。
実は私「図書館戦争」を読んでいないのですね。
余りにも有名すぎて今更感があるからあえて読むまい!とか思って
本屋さんで見かけても素通りしていたのですが・・・もう良いかな?
最近読む本無くて困ってるし妥協しても良いかな?
私が「図書館戦争」を取り上げていたら「あぁ、こいつ負けたな」と思って下さい。
お気に入り度:
★★★★★
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posted by ササキマコト