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パラドックス実践雄弁学園の教師たち/門井慶喜
本の内容(Amazon.co.jpより引用):ミステリ界注目の門井慶喜が描く学園小説!
「テレポーテーションが現実に可能であることを証明して下さい」。
生徒から新任教師に投げられた難問に答えはあるのか?
知的好奇心をくすぐるミステリ。
読んだ時期:
2010年5月16日。
レビューとか感想とか:
学園もの?この表紙の雰囲気はミステリー?
いやいや、学園屁理屈ものです。
内容の方ですが、「雄弁学園」と言う所謂普通の科目とは別に
弁論だとか議論だとかの授業がある小~大一貫教育の変な学校を舞台に、
そこで起きる問題を弁舌によって何か丸く収まった気にさせるお話です。
連作中編?と言った所でしょうか。
例えば、新任教師に学生から投げかけられた論議の種3つ、
「テレポーテーションが現実に可能である事を証明して下さい」
「海を山に、山を海に変えられる事を証明して下さい」
「サンタクロースが本当にいる事を証明して下さい」
に対して、新任教師がうんうん頭を悩ませた挙句
全脳細胞と屁理屈を駆使して何となく証明させた気にさせる。
そんなお話もあったりしますよ。
論理だとか証明だとかの言葉で想像がつくかと思いますが
理屈っぽいです。
「神様のパズル」を思い出した位理屈っぽいお話でした。
その為、直観右脳思考タイプな方にはあまり向いていないと思います。
理屈っぽい話や言葉遊びが好きな方は楽しめるのではないでしょうか。
さて、以前から酷かったのですが最近とみに酷くなっているものがあります。
ポスティングされているチラシだとか広告だとか。
私も思い立ったが吉日の衝動買いは結構しますが、
マンションなんて衝動買い出来る程お金持っていないですし
ピザだ寿司だスーツだなんだって、歩いて取りに行ける範囲なので
立地的にわざわざ出前しませんってば。
大丈夫、あなた方の存在はガッチリ認知してるから。
と言う訳で、配る方の事情も分かりますが私にはゴミ以外の何物でもない訳です。
以前、どれ位溜まるのか見たくて1、2か月抜かないでそのままにしておいたのですよ。
バイトさんなんで仕方ないとは思うのですが皆さん突っ込む突っ込む。
呆れるを通り越して感心する位ぎゅーぎゅーに詰めて入れていきました。
どれ位ぎゅーぎゅーかと言うと、配達に来た郵便局の人が
わざわざピンポンを鳴らして「すんません、パンパンで入らないです~」って
泣き入れる位。わっはっは、ごめんなさい。
正直申しまして捨てるのも面倒くさい。ペーパーレスにならないかなぁ。
こう郵便受けの所に読み取り装置みたいなのを用意しておいて
そこにチラシ配りの人がピッってやるとデータだけ溜まるみたいな感じで。
どーせ手作業で配るなら紙に印刷する分だけコストも減るだろうし。
いやいや、いっその事、住所を指定するとネットワーク経由で送れるようにすれば
わざわざ配りに来る必要すらない!これは画期的な発明だ!
と自画自賛したあたりで気づきました。
世の中には既に「電子メール」って便利な物が出回ってますよね、ハイ。
これを世間一般では「下手の考え休むに似たり」と言うそうです。
配る方も仕事だと言うのは理解しているつもりです。お疲れ様です。
「入れるな!ふざけるな!」とまでは言いませんので、
出来れば裏が白いチラシを程々に手加減して入れて頂ければ幸いです。
お気に入り度:
★★★
お仕事用Webサイト:

※携帯電話には対応しておりません。
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posted by ササキマコト