マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

BG、あるいは死せるカイニス(創元推理文庫)/石持浅海

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 星降る夜、天文部の合宿のために学校に向かった姉が殺害された。
 男性化候補の筆頭だった優等生の姉が、どうして?
 すべての人類が女性という異世界を舞台にした本格ミステリ。


読んだ時期:

 2010年5月27日。


レビューとか感想とか:
 個人的にはかなりお気に入りな感じの話でした。
 「★★★★★」に限りなく近い「★★★★」です。
 内容は日本っぽいパラレルワールドで起きる学園ミステリ?です。
 基本的に生まれる赤ちゃんは全部女性、その中の一部、
 ある条件を満たした者のみが男性になる世界ってな設定です。
 お話のテイスト的には・・・乾くるみさんの『Jの神話』7割、
 ダニエルキイスの『アルジャーノンに花束を』2割、
 今野緒雪さんの「マリア様がみてる」1割弱をぐにぐにと混ぜて
 仕上げにミステリー風味を振りかけたって感じでしょうか。
 これっぽっちも的確な説明じゃ無い気もしますが
 私的はそんな印象を受けました。
 万人ウケするかと言えばびみょーですが、
 個人的には時間を忘れて楽しめた一冊でした。
 ちなみにこの本が面白いと感じた方は
 乾くるみさんの『Jの神話』も楽しめるんじゃないかと思います

 さて、実はつい先ほど冷蔵庫から発見したバナナを食べたのですがね。
 これ以上ない!ってな位絶妙のタイミングでした。
 あと半日遅かったら食べるのが躊躇われたと思います。
 昔何かのマンガでやっていた「本領発揮期間」って奴だったようです。
 ちなみに私の本領発揮期間はまだ来ていません。
 昔100円でやった占いに「あなたは大器晩成型ですよー」と書いてあったので
 これから右肩上がりに伸びていくはずです。・・私の予定では。


お気に入り度:
 ★★★★






お仕事用Webサイト:pcs
※携帯電話には対応しておりません。

-----
posted by ササキマコト