マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

くノ一忍法帖山田風太郎忍法帖(5)(講談社文庫)/山田風太郎

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 大坂夏の陣、落城前夜に救出された千姫とその侍女たち。
 智将真田幸村はそのなかに秀頼の落とし胤を身籠る五人の女忍者を潜ませていた。
 それを知った家康は、「子が生まれる前に始末せよ」と密命を伊賀忍者に下す。
 子を宿しながら迎え討つ、くノ一、五人衆に危機迫る!
 忍法帖ブームの際に頂点をなした傑作。


読んだ時期:
 2010年6月1日。


レビューとか感想とか:
 相変わらずちょっとエッチな山田風太郎さんの忍者小説。
 今回は豊臣家の子供を身ごもってる五人の女忍者さんと徳川家康の孫娘の千姫+α、
 VS徳川家康&伊賀の忍者さん達です。
 まぁ要は家康のおっちゃんが「豊臣の血は根絶やしだ~!」ってな感じで
 五人の女忍者さんの中にいる子供を殺っちまえ!命令を伊賀忍者に出します。
 一方千姫さん達は「させるか、ボケぇ(#゚д゚)」ってな感じで対抗。
 まぁそんな感じです。
 私が今まで読んだ山田風太郎さんの小説は結構そうなのですが
 この本も主人公がいない、もしくは分かりづらい一冊でした。
 一人を追った話ではなく、それぞれの人達が満遍なく書かれている感じです。
 その為、一人に感情移入して楽しむと言うよりは、例えば映画を見ているように
 全体を俯瞰する感じで読みました。
 歴史小説苦手な私でも一気に読めたので興味ある方はどーぞ。
 まぁエッチな記述に釣られて読み進めたという噂も無きにしも有らずですが
 細かい事は気にしないで下さい。戦争とエロスは人の性なのです。

 さて、6月に入りましたね。
 6月は梅雨だし連休無いしでしょんぼりしちゃう方も多いカモしれません。
 ですがそんなのに負けてはいけません!
 6月こそ、夏を楽しめるか否かの分かれ道なのです。
 6月中に心身ともに調子を整えて、皆さんの夏を満喫して下さい。
 まぁ私はコタツ道を極めますけどね。ごろ~んごろ~ん。


お気に入り度:
 ★★★★






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posted by ササキマコト