マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

大商人の金言(知的生きかた文庫)/八幡和郎

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 商人道を確立した中村治兵衛、三井財閥の家祖・三井高利、義商・下村彦右衛門、
 さらには経営の神様・松下幸之助…歴史に輝く「天才的な大商人」たち。
 彼らの「儲けのノウハウ」を凝縮した「金言」の数々を厳選、紹介。

読んだ時期:
 2011年3月28日。

レビューとか感想とか:
 いわゆる名言シリーズ・・と見せてちょっと違います。
 よくある格言と1行解説的な本では無く、一つの名言に対して
 その背景や人物像をもうちょっと深く掘り下げている感じでした。
 構成としては大体1つの名言に対して解説が10ページ前後となっています。
 予想していたより読み応えがあったと言うのが正直な所。
 気軽にぱらぱら読むのには向きませんがそれなりに含蓄のある一冊でした。

 さて、ここ数日ニュースで見た事を話題にしていますが
 流石にそろそろ止めようかと思っています。
 理由は二つ。
 一つは書くのだったら別にブログ作った方が良いんじゃないかって位
 毎日ぷりぷりするネタが増えているから。
 遂にプルトニウムまで登場しちゃいましたもんね。
 二つ目は変にぷりぷりし過ぎて私が社会派だと勘違いする人が出てきても困るから。
 知っている人は知っていますが、普段の私はニュースとかあまり見ない人です。
 芸能人の誰々さんが結婚したとかさっぱり分かりません。
 と言う訳で基本的には時事ネタは終わりにしようと思っているのですが
 最後に一つだけ。

 パニックにならないように気を付けましょう(´-ω-`)
 個人的には事態が収束に向かっているとは思っていません。
 むしろ2、3日後には「2、3日前はまだマシだったね。。」と
 言ってる事になるんじゃないかと思っている位です。
 うん、正直政府だとか東電の言う事は信用できない。
 ですが、だからこそ一旦落ち着く事が大事なんじゃないですかね。
 幸いインターネットなるものが世の中に普及して
 昔に比べて情報を集めやすくなりました。
 その気になれば海外の情報を知る事も出来ます。
 一昔前程国が皆さんを騙す事は容易では無いはずです。
 例えば水道水に含まれる放射性物質。
 基準値以下だから安全。
 昔だったらそれで「あー良かったね」だと思います。
 でも今は「基準値自体が引き上げられたっぽい」ってな話も
 隠しきれなくなってる訳です。
 (正確には今まで日本独自の基準値を設定してなかったって話みたいですが)
 逆に本当の事を言われても疑心暗鬼になっちゃう側面もあるかと思いますけどね。
 いずれにしろ情報量は増えているはずです。

 パニックになる要因の一つは知らない事だと思うのですよ。
 よく分からんけど不安になる。よく分からんから不安になる。
 じゃあ自分で調べましょう。
 気になる事はとことん調べましょう。
 そんで自分で判断しましょう。
 「知ると怖いから知りたくない」
 それも一つの選択肢だとは思います。自分で選んだのならそれはそれで良いかと。
 疑問を覚えるのは、よく分からんけど周りの人がそうしているから自分もする。
 ってな感じの人です。
 自分で情報を集めて自分で考えて自分で判断する。
 そんで自分の判断に身を委ねる。
 至極当たり前の事だと思うのですが、違うのでしょうか?
 買い占めパニックを見ていると疑問を感じてしまいます。

 風評被害に関しても基本的には同じ。
 情報の出どころは同じなのに「安全」って言われるのは信じない。
 「危険」って言われるのは信じる。
 それはそれでちょっと矛盾していませんか?

 偉い人達が胡散臭い事しか言わないからこそ、
 判断の根拠は自分の中に持ちたいものです(´-ω-`)

お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト