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永遠の0(講談社文庫)/百田尚樹
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。
そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。
終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。
想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。
記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。
◆読んだ時期:
2012年1月11日。
◆レビューとか感想とか:
すんごいな、百田さん(;゚д゚)ってのが率直な感想です。
内容は、戦争で亡くなった祖父の生涯を調べる為に
不肖の孫が当時の祖父を知っている人たちを訪ね、
戦争のお話を聞く物語です。
物語の大部分はお祖父ちゃんたちの思い出話。
その思い出話もすべて戦争のお話です。
ストーリー的にはそんな感じ。淡々と戦争の話が続きます。
粗筋では思わせぶりなことが書いてありますけど
そこまで謎とか真実とか言う程ではありませんでした、ハイ。
ぶっちゃけ中身をまったく知らないまま手に取った上に
読んでみたら私がまったく興味の無いジャンルだったんですよね。
ところが何だかんだで苦も無く全部読めちゃいました。
面白かった?と言われるとなんとも言えませんが、
少なくとも「時間を無駄にしたなー」という感覚はありません。
500ページ以上の作品ですが途中で止めようとは思いませんでした。
外面だけ見ると私に気に入られる要素はまったくないのですが
何故か「読んで良かったカモ」と思えた一冊です。
読みごたえはありましたし自分の世界がちょっと広がりました。
さて、実は先日うちの近所の学校でテレビのロケをやっていました。
いえいえ、わざわざ見に行ったりしていませんよ。
私は野次馬根性が旺盛ではありませんからね。
通りがかりに横目でちらちら眺めただけです。
とは言ってもロケは校内でやっていたのでしょう。
見えたのは室内に向かう野次馬の群れだけでした。
それにしてもなんで大和で・・?
ちょっと気になったので調べてみたところ、
どうやら大和市の観光事業の一環として
ロケ地としての支援や誘致に力を入れ始めたそうです。
「さがみの国大和フィルムコミッション」とか名前までついていました。
まぁ確かに適度に田舎で昭和の雰囲気も残っているし、
観光資源もないし良いところに目をつけたな~と思います。
良い意味で個性が無いですしロケ地としては結構良いんじゃないですか。
飛行機の爆音が鳴り響く以外は。
結構致命的な気もしますが、お天気待ちとかあるくらいですから
問題ないのですかね。
ちょっと気になります。
◆お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト