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チーズは探すな!/ディーパック・マルホトラ
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):あれから10年。
「素晴らしい本」の教えにしたがって、
ネズミたちは変化をひたすら受け入れ、
迷路の中でチーズを探し続ける生活を送っていた。
しかし、疑いを抱いたネズミが現れる。
「本当にそれが幸せなのか?」
「なぜ迷路の中にいなくてはいけないのか?」
マックス、ゼッド、ビッグの3匹は、
それぞれの方法で迷路から脱出し、
新しい道を切り開く。
変化に順応する時代から、
変化を自ら創造する時代へ。
気鋭のハーバード・ビジネススクール教授が
今を生きる読者に新しい物語を贈る。
「問題は、迷路の中にネズミがいることじゃなくて、
ネズミの中に迷路があることだ」
◆読んだ時期:
2012年1月24日。
◆レビューとか感想とか:
「チーズはどこへ消えた?」のパクり、もとい似たような構成です。
基本的には「チーズはどこへ消えた?」と同様ネズミたちの物語。
物語内で登場する「素晴らしい本」は暗に「チーズはどこへ消えた?」を示唆し、
否定・・とまではいかないまでも、それがすべてではないと語られます。
いわゆる「チーズはどこへ消えた?」に対するアンチテーゼですね。
ちなみにアンチテーゼってのは、テーゼ(命題)に対する反命題であって、
アウフヘーベンされる奴です。
って言われてもよく分かりませんよね。
私も高校の社会は倫理専攻でしたが
分かったような分からないような微妙な感じでした。
例えば「カレーライスはインドの食べ物だ!」という命題(テーゼ)があって、
「インド人もビックリだから日本の食べ物だ!」と反命題(アンチテーゼ)を出す、
それらを総合(いいとこどり)して「カレーに国境はない!」と
総合命題(ジンテーゼ)を導く。
これをアウフヘーベンと言うのです。
・・・って、私は何の話をしていたんでしたっけ(--?
あぁ、そうそう。チーズの話でしたね。
そんな感じで「チーズはどこへ消えた?」を素晴らしいものと認めつつも
それだけが真実じゃーねーんだよ、と語っている本でした、ハイ。
言いたいことは「当たり前とされていることにも疑問を持て」、
「既成の枠に囚われるな」ってなところでしょうか。
それなり説得力はありましたよ。
タイトルを含めて、逆もまた真なりだなぁと思わされた一冊です。
ただ本書と「チーズはどこへ消えた?」両方を真剣に考えると
何が正しいのか分からなくなると思います。
あまり深く考え過ぎずに自分の考えにあったところを
取り入れて下さいな。
さて、何だかんだでぼへぼへ自営業生活も4年目。
収支のリズムがある程度見えてきました。
具体的には、前期(1~6月)は赤字の月や利益の少ない月が多く、
後期(7~12月)で一気に挽回して帳尻が合う。
税金とか保険料を一括で払ってるから
前期の出費が多くなるのは仕方ないのですけどね。
3年間の傾向を見る限りそんな感じみたいです。
なるほどー、何となくスタイルが見えてきたかな(--)
・・・・・(--)
そーです、何を隠そう私は捻くれ者だったのです。
と言う訳で今年は前期を頑張ることにしました。
ほんでは仕事に戻ります(--)ノ
ペースを維持して一年突っ走れるのか
途中で力尽きて後期は落ちるのかが今年の見所(--)b
◆お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト