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少女(ハヤカワ・ミステリワールド)/湊かなえ
◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。
彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。
その告白に魅せられた二人の胸にある思いが浮かぶ――「人が死ぬ瞬間を見たい」。
由紀は病院へボランティアに行き、重病の少年の死を、
敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。
少女たちの無垢な好奇心から始まった夏が、
複雑な因果の果てにむかえた衝撃の結末とは?
◆読んだ時期:
2012年1月27日。
◆レビューとか感想とか:
「告白」で一躍有名になった湊かなえさんの作品です。
今更ですが図書館で見かけたので読んでみました。
今回の語り手は少女たち。
死に魅せられた少女たちが死を見ようと頑張るお話・・だったはずが、
あれれ?いつの間にか目的変わってね?なお話です。
いつも通りの一人称なお話なのですが、今回の主要語り手は二人の少女。
その為、今の語り手がどの少女か注意しながら読まないと多少戸惑うと思います。
私は慣れるまでちょくちょく混乱しました。
ほんでもって肝心の読んでみた感想ですが、
個人的には9割退屈で最後の1割で一気に面白くなった印象。
「だからどーした?」と思えた細かいエピソードが色々繋がっていたのですね。
正直、クライマックス直前までは結構退屈でした。
途中中だるみしてお昼寝しちゃったし。
しかしそれを乗り越えてこそ最後に「ほっほー、なるほどね」
「あら、こっちはこれなんだ。これもこっちかー」とふむふむ出来るのです。
最後の怒涛の展開が嬉しい一冊でした。
ちなみに後味はいつも通り宜しくありません。
ほんわか系が好きな方はご注意を。
さて、今日は久しぶりに?大きな地震がありましたね。
私は寝ていたのですが、慌ててベッドから転げ落ちました。
ほんで収まったのを見計らってコタツで二度寝。
そしたらまた地震があって涙目(つд`)・°・。
もーいーや、気にするのは止めよう。
その後は揺れを無視してコタツでぐーすかぴーと寝たのですが
起きて日本気象協会のサイトを見たら最大震度5弱ですか。
その程度で済んで良かったと言うべきなのかなんなのか。
冷静に考えれば当たり前のことなのですが
昨年3月の地震まで気づかなかったことがあってですね。
自分のところの揺れで地震の規模が分かるわけじゃないのですよね。
震源地が近くでそこそこの地震なのか
震源地が遠くて大きい地震なのかは揺れから分かりません。
いやP波・S波の間隔とかでうんちゃらな理屈は分かるのですが
体感的にそんなん分からんでしょ。
なもんで以前に比べてちょっとした地震にもビクビクするようになりました。
「自分のところは大丈夫だけど他のところは大丈夫だべか?」とね。
ふむ。
一年経って若干忘れ気味でしたが、今こーやっていられることは
とても恵まれているのでしょう。
今日やることは今日のうちにやる!明日に延ばさない!
明日ものんびりできる保証はない!
それを肝に銘じて行動していこうと思います。
と言う訳で、今日は先延ばしせずにお寿司食べにいってきまーす(*´ェ`*)ノ
回る奴ですけどね。
ちなみに本日の無駄知識はP波・S波です。
知っている人も多いでしょうが、地震は2種類の波がくるのですって。
小さい縦揺れ(P波)、と大きい横揺れ(S波)。
この内P波の方がS波より伝わる速度が速いのだそーです。
P波はスピードタイプ、S波はパワータイプってことですね(--)b
なもんで地震が起きると最初にP波が伝わってカタカタと縦揺れ、
その後、遅れて到着したS波によってグラグラ横揺れするのだそーな。
緊急地震速報の原理は先に届くP波を察知して
「S波がくるぞー!(>O<)」って大騒ぎすることなんですってさ。
観測点をいっぱい用意しておいて、どっかでP波を感知した時点で
色んなところに「S波がくるぞー!(>O<)」
「S波がくるかもしれないぞー!(>O<)」
「実はカメハメ波かもしれないぞー!(>O<)」
と情報を流すことで注意を促す仕組みらしいです。
本当かどうかは知らんけど。
そんな仕組みらしいので、当たったり当たらなかったりするみたいですね。
まぁ天気予報みたいなものと捉えれば良いのじゃないでしょうか。
過信は禁物だけどそれなりに指標にはなるみたいです。
◆お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト