マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

三つの名を持つ犬/近藤史恵

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 愛犬エルとの生活を綴ったブログがきっかけに、
 ようやく仕事が入り始めたモデルの草間都。
 彼女にとって、エルとの絆はあらゆる意味で人生の救いだった。
 だがある夜、デートから帰るとエルは死んでいた。
 犬嫌いの男と会っていたばかりに……。
 自分を責める都。エルの死は、モデルの仕事の危機も意味していた。
 追い込まれた都の前に、エルそっくりの犬が現れる。
 犬を愛するひとなら号泣必死のサスペンス。

読んだ時期:
 2012年1月31日

レビューとか感想とか:
 んー・・・なんと言えば良いものやら。
 面白かったかつまらなかったかで言えば面白かったです。
 ただこの本、ミステリーではないですね。
 本の中に記載されているあらすじでは「ミステリー」と紹介されているのですよ。
 なもんでミステリーの気分で読んだのですが、肩透かしを喰らいました。
 Amazonさんみたいに「サスペンス」って書いておいてくれれば良かったのに。
 内容は、犬のお陰でお仕事増えたモデルさんが不注意で犬を死なせ、
 代わりに見つけた似た犬を誘拐したのをきっかけにあれやこれやなお話です。
 文章は読みやすいし結構惹き込まれました。
 ミステリーを期待して読むと物足りないと思いますのでそこだけご注意を。
 冷静に見ると犬がかなりとばっちりを食った一冊です。

 さて、人間ってのは不思議なもので突然昔の記憶が蘇ったりします。
 手が届かなくなって初めて気づく大切なもの。
 記憶の底に封印されたきらきら輝く日々。
 甘酸っぱい思い出。
 ・・・いや、むしろあまじょっぱい思い出か(--?

 あぁ、高校の学食にあった肉めしが食べたいっ<( ̄◇ ̄;)>
 むしょーに食べたいっ<( ̄◇ ̄;)>
 流石に無理なの分かってるけど食べたいっ<( ̄◇ ̄;)>
 多分豚肉と醤油ベースのタレだと思うのですが、
 なんかよく分からない美味しさを秘めていたんですよね。
 松屋の豚めしが一番近いけど、個人的にはあれより至高の味でした。
 くーっ、400円までなら出すよ!
 当時は250円でしたが、それでも高級メニューの部類だったのです。

お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト