マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

シャドウ(創元推理文庫)/道尾秀介

◆本の内容(Amazon.co.jpより引用)
人は、死んだらどうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、凰介の母は病死した。父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?

◆レビューとか感想とか
 粗筋を見て「不可解な連続事件に立ち向かう系」かと思ったら
 そんなことはありませんでした。
 内容は触れるとネタバレしちゃう率が高いので割愛します。
 それぞれの物事に対して「もしかしてこいつが犯人?」
 「実はこの人がそうなの?」と読者が推測できて、
 でも実は違った、みたいなパターンのお話でした。
 「予想もしない真相が!Σ(´・д・`)」と言うよりは
 「なんか皆怪しくね?(´A`)」と疑心暗鬼になっちゃう系。
 細かい部分で気になるところはありましたが、
 全体的には読みやすく一気に読めた作品でした。

 ちなみに余談ですが、ムンクの『叫び』で叫んでるのは
 おっさんじゃないですよ(--)b
 あの絵はおっさんが『叫び』を聞いて耳をふさいでいる絵です。
 作品内で誤解しやすい言い回しがあったので読む方はご注意下さい。

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 さて、昨晩はちょいとマンガ喫茶まで行って
 『鋼の錬金術師』を全巻読破してきました。
 実は前々から気になっていたのですよ。
 結局6時間かけて全巻読んで寝不足ですが
 後悔はありません( ̄^ ̄)ノ
 わ~っはっはぁ( ̄^ ̄)

 現在徹夜のハイテンション中です。
 多分あと1時間くらいしたらパッタリ力尽きると思います。

◆お気に入り度
 ★★★

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 ・向日葵の咲かない夏/道尾秀介
 ・道徳という名の少年/桜庭一樹

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posted by ササキマコト