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マーチ博士の四人の息子(ハヤカワ文庫HM)/ブリジットオベール
◆本の内容
医者のマーチ博士宅で働くメイドのジニーは、ある日、禁断の日記を見つけた。その日記の中では「殺人者」が自己の罪を告白していたのだ。日記の書き手は、自分がマーチ博士の息子だと言う。ジニーは、それが誰なのか探ろうとするが……。殺人者の日記とジニーの日記が交互に書かれ、日記の内容を読者が読む形で物語が進みます。
◆感想
う~ん……。
日記のやり取り形式なので仕方ないとは思いますが、淡々と話が進みます。
いまいち盛り上がりどころが分かりませんでした。
期待のトリックも個人的には、微妙でしたしね。
「ふ~ん(--)」って感じでした。
意外と、ミステリーと捉えない方が楽しめるかもしれません。
時間が進むごとに殺人者とジニーの関係性が変化していきます。
その関係性の変化や、それに伴うジニーの行動に対して
『アルジャーノンに花束を』に近い面白さを感じました。
◆お気に入り度
星2つ:★★
◆日記とか雑談とか
さて、お部屋の照明をLEDにして、ある程度の期間が経ちました。
基本的には不満はありません。
ただ、一つだけ困っていることがありましてね。
地震が察知できないのです(-A-)
紐が付いていないですからね。
揺れた?!と思って上を見上げても、判断材料がありません。
慣れの問題ではあるのでしょうが「揺れたと感じたら紐を見る」が
刷り込まれていますからね。
ついつい、見上げてしまいます。
そして、意外とそれ以外に地震察知の方法が無いことに気が付きました。
現在、我が家のベッドルームに瞬間的な地震察知法がありません。
照明の紐のありがたさを、ちょっとだけ感じています。
失って初めて分かる存在の大きさってやつですね(つд`)
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posted by ササキマコト