マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

鬼の跫音(角川文庫)/道尾秀介

◆本の内容


展開に一捻りある、ブラック系短編集です。「鈴虫」「(ケモノ)」「よいぎつね」「箱詰めの文字」「冬の鬼」「悪意の顔」の6編が収録されています。



◆感想


 この方の作品は安定感がありますね。
 ミステリー的な要素もあり、楽しめました。

 ブラック系なので、良い意味で、どんよりした気分になれます。
 さわやかな気分になりたい人には向かないでしょう。
 例えば、貴志祐介さんの『黒い家』なんかが好きな人は楽しめると思います。

 短編なので全体的に軽めですが、余韻の残る話が多く、好みでした。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、一時期暖かくなったと思ったら、また寒くなりました。
 昨日は雨だから分かりますが、今日も寒くないですか?
 それとも、これから暖かくなるのでしょうか。
 何を着るか、迷います(--ゞ

 そういえば、昨日、生まれて初めて親子丼を作りました。
 味は満足できる出来栄えになったのですが、
 どうも見た目が親子丼っぽくならなくてですね。
 卵のかかり具合が、いまいちでした。

 てか、親子丼って作るの難しくないですか?(--;

 「鶏肉に火を通して卵をかければ良いんでしょ?」と軽く考えていたのですが、
 なかなかどうして、イメージ通りの仕上がりになりません。

 幸い、鶏肉も卵も庶民の味方なお値段ですし、
 味自体は、めんつゆを使うと結構安定します。

 食べられない物になる可能性は低いので、
 近いうちにリベンジかまそうと思います。

 ……親子丼をマスターしたら、次はカツ丼だな(--)☆


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posted by ササキマコト