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六本木ヒルズの天使/木下半太
◆本の内容
不本意な形で殺された人がモンスターとして蘇ってしまい、殺した奴に復讐するのを吸血鬼が手伝ってくれる連作短編集です。「東京湾の人魚」「井の頭線のフランケンシュタイン」「新宿二丁目の狼男」「築地卸売場のゾンビ」「六本木ヒルズの天使」「浅草花やしきの河童」の6編が収録されています。
◆感想
あー、この方は短編より長編の方が面白いですね。
全体的な雰囲気はコメディです。
ちょっとズレた吸血鬼と深刻な雰囲気に欠けるモンスターの掛け合いが
主な楽しみどころだと思います。
今まで読んだ木下半太さんの作品は
後半のどんでん返しの連続が読みどころでした。
本作も決して面白くなかったわけではないのですが、
短編のせいか、どんでん返しっぽい部分がありません。
そのため、少し物足りなく感じました。
ちなみに本作には吸血鬼が出てくるのですが、その吸血鬼は
『美女と魔物のバッティングセンター』に出てきた奴と一緒です。
『美女と魔物のバッティングセンター』を読んでから本作を読むと
より楽しめるかもしれません。
◆お気に入り度
星2つ:★★
◆日記とか雑談とか
さて、微妙に風邪を引きそうな気配を感じています(--ゞ
……と何回か書いたのですが、結局、風邪を引きませんでした(--;
あれ?おかしいな。
ニンニクを、いっぱい食べたからかな(--?
まぁ、良しとしましょう。
お陰様で何となく復活しましたp(--)q
ということで、警戒態勢を少し緩め、日常モードに戻ります。
元気いっぱい月末の経理処理をやりますよ(--)☆
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posted by ササキマコト