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ラッシュライフ(新潮文庫)/伊坂幸太郎
◆本の内容
Amazonさんの内容紹介や本の裏表紙に「泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。」と書いてあるのですが、まさしく!まさしく、そのような内容の作品でした。
◆感想
退屈ですが面白かったです。
群像劇なので、視点がコロコロ変わります。
そのため、誰かひとりに感情移入するような楽しみ方は難しいです。
また、全体として物語が大きく動きません。
登場人物たち自身にとっては小さくない事件が起きますが、
他人事で見ている分には些細な出来事です。
多少は逸脱していますが、日常を切り取って見せている作品です。
よって、退屈といえば退屈です。
ですが、何とも言えない魅力がありました。
アッチの関係者がコッチの関係者だったり、
コッチの出来事がアッチの出来事と関係していたり、複雑に絡み合っています。
それぞれの登場人物たちの話が無関係ながら関係していました。
また、時間のアレがアレなので、さらに勘違いを誘います。
勘違いして、勘違いに気付いて、その結果さらに混乱します。
まさしく騙し絵みたいな作品でした。
面白かったです。
◆お気に入り度
星4つ:★★★★
◆日記とか雑談とか
さて、意味もなくビジネスホテルに泊まってきました(--)ノ
横浜のとあるホテルが改装工事をやっていましてね。
以下略。
気になる方は前の記事をご覧ください。
ということで横浜一人旅を満喫してきたのですが
美味しかったです(*´ェ`*)
まず、寿司ざんまいでお寿司を食べました。
かっぱ寿司に行ったときの三倍くらいの出費になりました(ノ∀`)
価格と満足感の関係は面白いですね。
正直に言えば、かっぱ寿司を食べたときの3倍満足できたか?といえば
そんなことは、ありません。
せいぜい1.5倍から2倍くらいでしょう。
ですが、かっぱ寿司に3回行けば今の満足感を得られるか?といえば
やっぱり、そんなことは、ありません。
ウニと中トロとフグとウナギが美味しかったです(*´ェ`*)
そんな哲学的なことを考えながら本屋さん巡りをし、
お腹が空いてきたのでルミネ横浜店の利休で牛タンを食べました。
牛タンと麦めしのマリアージュが美味しかったです(*´ェ`*)
さらに清水の舞台から飛び降りた気分になって
高島屋で今半のお弁当を買ってみたり、
京都発の名店「天下一品」でラーメンを食べたり、
あれやこれやと美味しい物を食べまくりました。
余は満足じゃっ(-ε-)けふっ
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posted by ササキマコト