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浜村渚の計算ノート8と1/2さつめつるかめ家の一族(講談社文庫)/青柳碧人
◆本の内容
シリーズ10作目の長編です。武藤や渚が「方程式を使うことを禁じられた村」で起きる連続殺人事件に巻き込まれるお話です。
◆感想
おぉ、本格ミステリっぽい。
今回は館ものでした。
綾辻行人さんの作品を彷彿させるような展開です。
いわゆる「新本格ミステリ」ってやつですかね。
もちろん、いつも通り数学が絡む話ではあるのですが、
新本格ミステリを意識したような内容でした。
欲を言えば「読者への挑戦状」もほしかったなぁ(-。-)ぼそっ
さて、肝心の面白かったか否かですが……。
面白かったといえば面白かったです。
新たな挑戦をしていたようですが、個人的には良かったです。
ただし、ちょっと物足りない部分もありました。
番外編だから仕方がないのですが、
やはり「黒い三角定規」関連の物語が動く話の方が好みです。
というか、キューティー・オイラーが好きなので出してほしい(-ε-)
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、実は結構、積読が溜まっています。
未読の本が十何冊かあるのです。
……が、気がついたらネットで読みたい本を探していました(--;
「ミステリー おすすめ」とかのキーワードで検索していたのです。
分かっているのですよ、分かっているのです。
本を買う前に本を読め!ということを。
ですが、油断すると新しい獲物を探す狩人になっています。
本好きの皆さん、この気持ち、分かる(--?
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posted by ササキマコト