【】
不老虫/石持浅海
◆本の内容
人類にとって脅威となりうる習性を持つ寄生虫「不老虫」が日本に入ってくるかもしれない。農林水産省で防疫に従事する酒井恭平は、そう上司から聞かされた。酒井の役目は"ハンター"の通訳となり共に不老虫を駆除すること。不老虫は人間を宿主とすることもあるそうだが……?みたいな話です。
◆感想
おや、なんか、いつもと違いますね。
石持さんの作品というと、脳みその中で仮説と検証を繰り返す頭脳バトルか
特殊な条件下でのサバイバルが多いのですが、今回はどちらでもありませんでした。
身も蓋もない書き方をすると「虫を探して殺す」話です。
ただ、そこに、いろいろな要素が絡み合って、あーだこーだします。
ミステリーとして読むと微妙かもしれません。
途中で思わせぶりな描写が多々あるので「ぬぬぬ(--?」となりますが、
例えば、裏切者の正体などは「あっ、そっすか(--)」みたいになりました。
微妙に拍子抜けです。
ただ、そこに至るまでに、かなりのワクワク・ドキドキ感を味わえます。
結果よりも過程を楽しむつもりで読むと良いと思います。
個人的には一気読みでした。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、おニュー眼鏡になりました。
今日から新生ピヨピヨです(--)☆
といっても、前のと同じようなのを選んだので
見た目の印象とかは変わりませんけどね。
何となく「キリッ(--)☆」とした気分になりました。
そんな感じ(--)ノ
-----
posted by ササキマコト