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Iの悲劇/米澤穂信
◆本の内容(amazon.co.jpより引用)
一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に解決するのはいつも―。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!そして静かに待ち受ける「衝撃」。これこそ、本当に読みたかった連作短篇集だ。
◆感想
テーマが重いので読んでいて楽しい気分になれなかったのと
全体の仕掛けが結構最初の方で予想ついちゃって「あぁ、やっぱり」だったので
個人的には微妙でした。
とはいえ、客観的に見れば完成度は高いと思います。
各章ごとに(小粒ではありますが)謎解きがあり、文書のテンポも良いので、
それなりに読み応えがありつつ、サクサク読み進められます。
そして終章で物語全体が1つになる構成です。
ただの連作短編が1つの長編になります。
好きな人は好きなんじゃないですかね。
Iターンの厳しい現実とか役所職員の板挟みっぷりとかに
心理的なダメージを喰らわない人は、どーぞです。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、今日は計画的に寝坊して、起きたら12時でした。
以前13時に起きたときは負けた気がしましたが、
今日は計画的なので大丈夫です(--)☆
世間的には既に半分終わりましたが、
私にとっては、これから1日が始まります。
ガッツリ満喫しまっすp(--)q
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posted by ササキマコト