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プロパガンダゲーム/根本聡一郎
◆本の内容(amazon.co.jpより引用)
「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。そのための手段は問わない」大手広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ちあがった大学生8名。
彼らに課された最終選考の課題は、宣伝によって仮想国家の国民を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった。勝敗の行方やいかに、そしてこの最終選考の真の目的とは?――先の読めないゲーム展開と衝撃のラストが、宣伝広告の本質、ネット社会における民主主義とはなにかを読者に問いかける。
◆感想
途中までは娯楽小説としてとても楽しめたのですが、
後半から結末に向けて政治的な思想の話が多くなり、
最終的には「この本自体がプロパガンダっぽい内容だなぁ」という感想になりました。
そう思わされたということは、それだけ心を揺さぶられたということですし、
本としての完成度は高いと思いますけどね。
個人的には好きではありません。
小説は余計なことを考えないで娯楽として楽しみたいのです。
駆け足で進んだ後日談っぽいところがなくて就活の部分だけで終わっていたら、
大満足だったと思います。
惜しいっ!(>O<)
◆お気に入り度
星2つ:★★
◆日記とか雑談とか
さて、ちょっくら取り込んでおります。
そんな感じっ(--)ノ
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posted by ササキマコト