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杜子春の失敗 名作万華鏡 芥川龍之介篇/小林泰三
◆本の内容(amazon.co.jpより引用)
友達に貢がされ、忙しい親からは金だけ与えられ放置されている中学生の暁美。ある夜、彼女の前に一冊の古びた本が現れた。驚いたことに、物語世界にいる杜子春が、本の中から語りかけてくるのだが……(表題作)。物語の住人たちと不思議な交流をする主人公たち――彼らを待ち受ける運命とは!?
◆感想
読み始めは「微妙かな?」と思いましたが、
ペースをつかめてからは楽しめました。
杜子春や蜘蛛の糸などの物語の話と現代の話がリンクしたり、
現代の話同士がリンクしていたりして面白かったです。
最後の終わり方も皮肉が効いていて好みでした。
強いて難を挙げれば、唐突に出てきたグロ描写でしょうか。
おそらく書きたかったから書いたのでしょうが、
あれで一気に人を選ぶ作品になっていました。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、バーガーキングの日本事業が売却されるそうですね。
だから……というわけでもないのですが、
久しぶりにバーガーキングに行ってきました。
食べたのはマッシュルームワッパーのセットと
ダブルワッパーチーズの単品です。
お腹いっぱい(-ε-)けふっ
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posted by ササキマコト
