マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

道は開ける新装版/デールカーネギー

本の内容(Amazon.co.jpより引用):

 ストレスに悩む現代人に、悩みを解決する方法を教える古典的名著。
 『人を動かす』とペアの装丁で四六判・上製(ハードカバー)とし、
 本文も読みやすく組み直した。
 具体的な技法の奥に、人間の弱さをあたたかくつつみこみながら、心の持ち方、
 人生への姿勢を語って、読者に自己変革への勇気を与える本書は、
 これまで無数の読者から感謝をもって迎えられ、
 いまなお世界各国でベストセラーを続ける驚異の書である。


読んだ時期:

 2008年7月~2008年10月19日。


レビューとか感想とか:

 やっと読み終わった~。長かった。いや、内容が濃かった。
 読みやすいかと言うとそんな事も無い。
 人名とか地名とか良く分からんし。
 さらっと読めるかと言うとそんな事も無い。
 でも、文句無く名著です!
 内容は、色んな人の苦労話?とか悩みを抱えた時に
 どんな考え方をすると楽になるよ~ってな話です。
 ですから、元気いっぱいな人は読む必要は無いと思います。
 また問題に直面していても原因とか対処が分かってる人も
 あんまり読む必要無いかな~と思います。
 テンパってる人、悩みに押しつぶされそうな人は
 一息つく為にも読んでみても良いかと思います。

 読むのに結構集中力を使うんですよ、この本。
 なもんで、読んでる間は悩みに頭を悩ませなくて済みました。
 ほんでもって、読んだ後は何となく気分が軽くなりました。
 何にも状況変わっていないのに。
 分析してみるに、悩んでるのって一種の混乱状態だと思うんですね。
 この本を読んでる間、もちろん内容を頑張って読んでるのですが
 同時に自分の問題に置き換えて考えていました。
 あ~、分かる。確かに今自分もそんな状態!みたいな感じで。
 ほんでもって読んでる内に、自分の悩みに対して
 客観的に向かい合えるようになりました。
 状況は何にも変わっていないんだけど
 何かそこまで悩む事も無くね?みたいな感じで。
 うん、心が軽くなってきた。
 不思議な事に何となく心が軽くなった途端・・
 読むのが面倒になってきたんですよ、これが。
 何か外人さんの名前っていまいち頭に入らないし。。
 なもんで、心が軽くなったら読むのを中断しました。
 一気に全部読むのは疲れるので。
 今まで読んだ本の中で一番中断が多かったです。
 ですが、不思議とつまらないとは感じないし
 読むのを諦めようとも思いませんでした。

 この本と共に数々の苦難を乗り越えました。

 神奈川~京都間18切符の旅をしてたら
 大雨の影響ですっげーへんぴな駅で電車動かなくなった時も。

 北海道行こうと思ったらシステムトラブルの影響だかで
 5時間以上空港で足止め喰らった時も。

 日々貯金が減っていく中、リンカケで1500ゲームハマった時も。



 ・・・たいした苦難が無いな、改めて考えると。


お気に入り度:
 ★★★★★





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posted by ササキマコト