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債権者会議/山口昭
本の内容(Amazon.co.jpより引用):実録・倒産の全貌。会社が潰れる!!倒産の責任は誰が取るのか。
平成九年夏、東京の広告代理店が二度の不渡りを出した。
苦しい資金繰りを続けたあげくの倒産だった。
経営陣と社員たちにパニックが襲う。
会社オーナーが国外へ逃げる一方、
倒産時の社長は債権者の激烈な取立て攻勢に晒される―。
本書は、その社長が、深まる苦境の中で書き続けた倒産劇の真相であり、
倒産社会・日本の危機の実例を活写して、再生への道を探る渾身のドキュメントである。
読んだ時期:
2009年1月11日。
レビューとか感想とか:
会社潰すとこうなりまっせ。ってお話。
当初、小説かと思って読み始めたのですが
実際にはドキュメンタリーでした。
著者が副社長として会社に入ってから社長になって
倒産に向かうまでの経緯が綴られています。
いや~・・・重い。
会社を清算するのも大変なんですね。
「倒産」って言葉自体は良く耳にしますが
実態はさっぱり分からん私としては勉強になりました。
てか、こんな話を聞く機会なんてないし。
そーいや前にいた会社で社長が逃げた時なんか
似たような雰囲気になったなぁ、とか思いながら
一気に読んじゃいました。
決して楽しい話が書かれている訳ではありませんが、
将来起業したい人なんかは読んでおいて良いと思います。
常に最悪を想定して行動する事も大事だとは思うので。
お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト