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麻雀放浪記(一)青春編(角川文庫)/阿佐田哲也
本の内容(Amazon.co.jpより引用):青春篇:
終戦直後、焼け野原の上野のドヤ街で「ドサ健」と出会い、
一気に博打にのめりこんだ主人公の「坊や哲」。
チンチロリンや麻雀の技、いかさまの腕を磨いた哲が
「出目徳」や「女衒の達」「上州虎」ら仕事師と渡り合い、
生き残りをかけて激闘する阿佐田哲也のピカレスクロマンの最高傑作。
風雲篇:
ヒロポン中毒となり、やさぐれ生活を送っていた坊や哲は、
代打ち麻雀でいかさまを見破られた。
その後、生臭坊主クソ丸、ドテ子とともに東京から大阪へ移ったが、
そこで出会ったのがブウ麻雀だった。
京都の博打寺を舞台に関西のブウの鬼たち相手に激闘を繰り広げる
阿佐田哲也の傑作ピカレスクロマン第二弾。
激闘篇:
長年にわたる麻雀の打ち過ぎのためか、肘が上がらなくなり、
いかさまが出来なくなった私こと「坊や哲」の前にあらわれた、ドサ健、出目徳、
タンクロウらとも全く違った新しいタイプの麻雀打ち、鎌ちゃん。
闇の地下組織TS会から高利の金を借り、
窮地に追いやられた私に生来の博打打ちの魂が鎌首をもたげ…。
番外篇:
戦後も安定期に入った。私こと「坊や哲」は唐辛子中毒で身体を壊し
麻雀から足を洗って勤め人となった。
ある日、会社の仔分がおそろしく派手な毛皮の半オーバーに
鍔の広いテンガロンハットをかぶった一人の男を連れてきた。
ドサ健だった。そして私は、再び麻雀の世界に身を投じることになった。
感動の完結篇。
読んだ時期:
2009年2月6日~2009年2月9日。
レビューとか感想とか:
麻雀する人の一部ではちょー有名な小説。
内容はアウトローな麻雀打ち阿佐田哲也の生涯です。
生涯とは言っても基本的に麻雀ばっかやってます。
あっちに行って麻雀、こっちに行って麻雀。
まるで大学時代の私みたいです、なんちゃって。
週間少年マガジンでマンガ化されて一般的にも有名になりました。
ただし、マガジンでやってたマンガとは若干話が違います。
その為、マンガを読んだ人が読んでも楽しめると思います。
房州さんなんて小説では出目徳なんて名前ですし。
少年誌に相応しく無い部分はマガジンでは全カットされてましたし。
放浪と言えば、今日はちょっと外出しておりまして
行きは道に迷わなかったのですが帰りで迷いました。
どこを曲がれば駅に着くか分からなかったのですね。
お陰で2時間近く放浪した上に、やっと駅に着いたと思ったら
来る時降りた駅の二つ隣の駅でした。
しかも物凄い体が疲れた上に膝まで痛くなっております。
昔は2時間や3時間の放浪なんて余裕だったのに。。
年を感じました。ごほごほ。
お気に入り度:
★★★★★
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posted by ササキマコト