マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

どんどん橋、落ちた(講談社文庫)/綾辻行人

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 無理、無理……。犯人を当てるなんて!
 全神経を集中して推理しても、犯人を決められない究極の中短編集

 ミステリ作家・綾辻行人に持ち込まれる一筋縄では解けない難事件の数々。
 崩落した〔どんどん橋〕の向こう側で、殺しはいかにして行われたのか?
 表題作「どんどん橋、落ちた」や、明るく平和なはずの“あの一家”に不幸が訪れ、
 悲劇的な結末に言葉を失う「伊園家の崩壊」など、5つの超難問“犯人当て”作品集。


読んだ時期:

 2009年4月8日。


レビューとか感想とか:
 誰が犯人でしょう?をメインの謎とした綾辻行人さんの短編集です。
 作中作(本の中に本が出てきてそれを登場人物が読んでいるイメージです)によって
 複数の独立した事件が起こり(?)、それを誰かから聞いた綾辻行人さん本人が
 所謂探偵役として事件に取り組みます。
 何か推理小説としてのルールが云々と言う件が多く
 個人的には若干堅苦しく感じました。
 ミステリー好きでないと、置いていかれちゃうかもです。
 トリックや犯人ついても今回は、「凄い!」と言う印象よりも
 「ずるい!」と言う印象を受ける話が多いかもしれません。
 ただ個人的には綾辻行人さんらしい作品だなぁとも思います。

 賛否両論分かれそうですが「伊園家の崩壊」が一番気に入ってます。
 これはある国民的アニメ番組サ○エさんのブラックパロディで
 中々にダークなお話になっております。
 個人的にはカ○オ君の変わりっぷりが・・・(つд`)
 まぁ他の方々も哀しい位病んじゃってますけどね。
 そーゆーのに抵抗が無い方は読んでみても良いかと思います。

 それでは、来週もまた見て下さいね~。んがっんぐっ。
 ・・は、子供が真似するからって禁止になっちゃったんですっけ?
 じゃあ・・じゃ~ん、け~ん、ぽ~ん♪(^^)=O☆)゚O゚;)ごふっ


お気に入り度:
 ★★






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posted by ササキマコト