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蜜蜂のデザート/拓未司
本の内容(Amazon.co.jpより引用):第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家による待望の第2弾。
最後までいっきに読ませる圧倒的なリーダビリティと二転三転していく物語、意外な真相……。
小説の醍醐味を味わうことのできる、文句なしに面白い、イチオシ作品です。
フレンチスタイルのレストラン<ビストロ・コウタ>で活躍する柴山幸太が、
華やかなパティスリー界で絡み合う悪意の真相を暴く、
港町神戸を舞台にした極上のデザート・ミステリー。
今年デビューを果たした著者は、2作目にして大きな飛躍を遂げました。注目です!
読んだ時期:
2009年5月16日。
レビューとか感想とか:
「禁断のパンダ」の続編です。
前作よりも一般ウケするんじゃないかと思います。良い意味で普通だったので。
内容は、ちょー大雑把に言うと食中毒事件が起こりまくってその原因を探る話です。
事故ではなく事件だったのですよ。さぁ犯人は誰でしょう?みたいな話です、ハイ。
前作は食べ物をテーマに据えていたようですが今回はデザートがテーマです。
思わず甘い物食べたくなるような表現がいっぱいでした。
私個人は「チームバチスタの栄光」に近い印象を感じています。
医療と食べ物の違いはあれど、たまに薀蓄が挟まり、たまにミステリーから脱線し
ミステリーとテーマのバランスが近いような気がします。
前作を読んでいた事もあり、個人的には楽しめた一冊でゴザル。
さて、知っている人は知っている、知らない人はこれっぽっちも知らない事ですが
実は私、意外と創作料理が好きだったりします。
過去には数々の「伝説」も残しております。
ただ最近は勘所が良くなったのか、冒険心が無くなってしまったのか
あまり大失敗しません。と言うかあまり独創的な物を作らなくなったのですね。
これじゃーいかん!
守りに入るにはまだまだ早すぎる!
と言う訳で、明日の夕食は独創的な創作料理に挑戦するつもりです。
もし明日何も報告が無かったら失敗した(普通に美味しかった)と思って下さい。
お気に入り度:
★★★★
お仕事用Webサイト:

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posted by ササキマコト