【】
検索は、するな。/安田佳生
本の内容(Amazon.co.jpより引用):「ノウハウ本」では教えてくれない、
二十代で「仕事ができた人」が三十代で伸び悩む本当の理由。
『千円札は拾うな。』で話題を呼んだ、思考の錬金術師・安田佳生が明かす、
「マグマが出るまで考える」技術と極意。
読んだ時期:
2009年6月24日。
レビューとか感想とか:
蚊も無く鱶も無く平和な一冊です。
もとい、可も無く不可も無く普通のビジネス書です。
例によってタイトルはどうでも良い類の本ですが
書いてある事を一言で言うと「自分の頭で考えましょう」ですね。
一応タイトルに引っ掛けた流れを記述しますと
検索をすると答えがすぐ手に入る→自分で考える事が少なくなる
→だから検索に頼らないで自分の頭で考えよう。って論法です。
個人的には、自分の頭で考えようってのは賛成、
検索はするなってのは大反対です。
ビジネス書って括りだと思いますので仕事の話に限定しますが
検索して答えが分かるなら検索すりゃー良いんですよ。
最短で答えに辿り着く手段があるのにそれを放棄する必要はありません。
プログラミングなんてしていると特にそうですが
技術情報なんて一々覚えていられませんしね。ある意味使い捨ての知識です。
だったら唯でさえ少ない脳みそ使って記憶するよりも
より短時間で調べられる方法を確保しておいた方が良いと思っています。
まぁそんな仕事論を持っている人間なので
インターネットが使えない環境では使い物になりませんけどね。
ほうれん草を買い忘れたポパイみたいになっちゃいます。
私の中での結論は、知恵が必要な事は頭から湯気が出る位考えるべし
知識が必要な事なら考える必要は無し(答えが分かればそれで良い)です。
ちなみに私の中で読書は、知識の吸収では無く知恵の刺激ってな位置付けです。
無意識の方に刷り込んで直観力を磨く目的ですね。
根拠も何も無い話で恐縮ですが、直観ってのは
「過去の経験に基づいた判断を無意識下で行った結果」だと思っています。
なもんで脳みその判断材料を増やす事が直観力を磨く事に繋がるのでは無いかと。
そんな理由から読書は考えてするようにしています。マンガ以外は。
お気に入り度:
★★★
お仕事用Webサイト:

※携帯電話には対応しておりません。
-----
posted by ササキマコト