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「治らなくてもいい」から始めよう―パニック障害・うつ状態と闘い切り抜けた記録/美恵野千人
本の内容(Amazon.co.jpより引用):パニック障害は、ストレス社会において決して他人事ではない!治らなくてもいい、
と思えるようになるまでの苦悩の日々を、患者自身が克明に、赤裸々に記す。
読んだ時期:
2009年6月27日。
レビューとか感想とか:
著者の方がパニック障害及び鬱の経験者で、体験談と言うか闘病記と言うか
まぁそんな感じの本です。
最初の方は非常に興味深く読めたのですが、
途中からは愚痴がメインで読んでてイラっとしたので
全部読まずに放り投げた一冊です。
個人的にはもっと専門的(対処法や仕組み的な物)な話か
あるいはお医者さんから見た目線の話を期待していたので
当てが外れた一冊でした。
鬱病患者ってどんな気分なのかなーと思う人等、
患者さんの気持ちを知りたい方は読んでみても良いかと思います。
個人的にはあまり楽しめない一冊になりましたが、
目的に沿って読めばそれなりに有意義だと思います。
さて、実は色々書いては消して書いては消してをしてたんですが
余りにもデリケートな問題なんで書くの止めます。
私、文章書くのが本職って訳でも無いですし。
ただ鬱病に対して個人的に思うのは「心の病気」って表現が嫌いです。
「心の怪我」って言った方が適切な気がするんですが如何でしょう?
後、この本が気に食わなかった理由に繋がるのですが、
鬱病の治療には周りの人が「甘やかしてあげる事」が必要だと思っています。
甘やかすって表現が不適切だったら「暖かい目で見守る」ですかね。
冷たい言い方ですが、私は見ず知らずの他人様にそのような労力は使えません。
そういう意味でこの本が気に入りませんでした。
見ず知らずの他人の愚痴を聞いても、特に有意義だと感じられなかったので。
あっ、もちろん自分に取って大事な人であれば、力になってあげたいと思いますし
愚痴なんかも聞いてあげたいと思いますよ?
私は分かりやすく現金なヒトだったりします。
赤の他人より身近な人が大事です。
お気に入り度:
★
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posted by ササキマコト