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インシテミル/米澤穂信
本の内容(Amazon.co.jpより引用):バイト雑誌を立ち読みしていたビンボー大学生・結城は、
ひとりの少女から声をかけられて……。この夏、鮮烈なミステリーがはじまる
読んだ時期:
2009年6月28日。
レビューとか感想とか:
Amazonさんにオススメされていたのでいつか読んでみようと思っていた一冊です。
ブックオフで探していたのですが全然見つからず、結局本屋さんで買っちゃいました。
内容は、時給1120百円(11万2千円)のバイトに冗談半分で応募した主人公。
どーせ誤植かと思ってたらマジでした、ラッキー。
しかもバイトの内容は7日間24時間モニタリングされるだけ。
こりゃーぼろ儲けっすね、マジかよ♪と思ったのも束の間、
地下に閉じ込められちゃいます。
んで、ルールさえ守れば「何してもいーよー」と言われます。
正確には「ここで何があっても主催者側が責任持ちます」ですけどね。
そんな自由に身をおかれた筈のバイト君達は当然のように・・。なお話です。
雰囲気は矢野龍王さんの作品ちっくです。
特殊な設定の中であーだこーだが起きます。
ただ矢野龍王さんの作品と違って、何でそんな事になったのかとか
背景的な部分がある程度書かれていますので
それなりには痒い所に手が届く作品に仕上がっております。
私が書いた訳でも無いのに偉そうでゴメンナサイ。
注意点と言うか、まぁ注意しても仕方が無いのですが
所謂「古典ミステリ」と呼ばれる物のネタバレがちょこちょこあります。
また、推理シーンが(多分)醍醐味なんでしょうが
ミステリ特有の「小賢しい!ヾ(`д´)ノ」推理満載です(笑)
おまいら、自分の推理を披露する時だけ饒舌だなっ。
その2点が少々気になりましたが、主人公のキャラクターも含めて
全体を通して楽しめた一冊でした。
ついでに、たまにはネタバレありの感想もちょろっと書いてみようかと思いました。
一応文字を白にしておきますが携帯だとどう表示されるか分からないので
ちょっと下の方に書いておきますね。
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最初の応募者の動機が書かれている「○○応募した」の部分、
結城と須和名を含めても11人分しか無いのが
被験者12人で数合わないよね?って最初の方から気になっていました。
なもんで主催者側の人間が紛れ込んでいるんだろ、ってのは
結構初めから推測していたのですが・・ただの自殺要員ってのはひどくね?_| ̄|○
この謎のせいでずーっとモヤモヤさせられてました(´・д・`)ョー
お気に入り度:
★★★★
お仕事用Webサイト:

※携帯電話には対応しておりません。
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posted by ササキマコト