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螺旋階段のアリス文春文庫/加納朋子
本の内容(Amazon.co.jpより引用):大企業のサラリーマンから憧れの私立探偵へ転身を果たした筈だったが
―事務所で暇を持て余していた仁木順平の前に現れた美少女・安梨沙。
…亡夫が自宅に隠した貸金庫の鍵を捜す主婦、
自分が浮気をしていないという調査を頼む妻。
人々の心模様を「不思議の国のアリス」のキャラクターに託して描く七つの物語。
読んだ時期:
2009年10月06日。
レビューとか感想とか:
不思議の国のアリス自体はあまり面白いと思わなかったのですよ、個人的に。
ですが何故かアリスの名を冠した作品には当たりが多いのです、やっぱり個人的に。
と言う訳でタイトルを見て即買いでした。
内容は脱サラ私立探偵と美少女人妻が織り成す連作短編集です。
短編が7つ。それぞれが一つの事件を扱っております。
一話一話があっさり読める類で結構面白く読めました。
ただ少し残念だったのは安梨沙。
本作のヒロインとも呼ぶべき彼女の秘密は最後まで解き明かされませんでした。
この残念さはとても言葉では表現しきれません。
きっとこの本を読んだ方は同じように感じると思います。
さて、最近ちと色々考えさせられる出来事があり、
そろそろ仕事のスタイルを変えるべきかと考えています。
それは別に個人でやっているからとかは関係なく、
社会人になってから10年近く掛けて築いてきたスタイルを
一度ぶっ壊して再構築するべき時期に来たかと。
今までの私は「納期」と「品質」を第一に考え、
それ以外はある意味後回しで仕事に取り組んできました。
無茶でも無理でも何だかんだで何とかなったし。
ですが30代はこれに「自然体」もプラスしてみようかと企んでいます。
要は「無理しない」って事ですね。
前線を突っ走るフォワード的な仕事のやり方ではなく
攻撃も守備も出来るミッドフィールダー的なやり方を試してみようと思います。
まぁ本音で言えば、無理の効かない身体になってきたって訳ですよ。
と言う訳で、無理をしないで今までの質を維持できるのを第一の目標に
その状態を維持したままで仕事の質を上げるのを第二の目標にします。
け、決して怠けようとしてるんじゃないので誤解しないで下さいね。
本当ですよ?
ちょっと「楽したいな~」とか思ってたりはしますけど
本当ですって!
・・・喋れば喋る程墓穴を掘りそうなので今日はこの辺で。
お気に入り度:
★★★
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posted by ササキマコト