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上司と部下の職場系心理学<新装版>(マンガでわかる)/ナカタニD
本の内容(Amazon.co.jpより引用):宣伝部から営業部へと異動になったバブル入社組と高度経済成長組の課長。
「対立者」こそが「協力者」になる! 叱らずに部下を動かすことができる
上司のコーチング術を、マンガでわかりやすく説明する。
読んだ時期:
2009年10月18日。
レビューとか感想とか:
マンガは偉大だなぁ。
文字だけだと恐らくもう少しとっつき難い本になったかと思いますが
マンガの為さくさく読めました。さくさくっと。
内容の方は、上司と部下の対人コミュニケーションの取り方について
心理学的な側面を踏まえて書かれています。
章毎にマンガで一連の物語が進み、各章の終わりにその解説が述べられる構成です。
マンガ部分だけを読んでもそれなりに考えさせられる一冊でした。
ちょっとした心理テクニック的な物も書かれていますが読み飛ばしています。
個人的に、そちら(心理テクニック)を重視して読むのであれば
本書はあまり有意義な本では無いと思います。
部下との付き合い方や人との接し方、自分の仕事への取り組み方等
見直す意味で読むのであれば、新しい気づきを得られるのではないでしょうか。
心理テクニック的な本は私も好きで結構読みますが、
それらの本に書かれている事を実践するのは諸刃の剣だと思っています。
自分が経験を重ねていく上で自然と身に付いたものならともかく、
小手先のテクニックを意識し過ぎるととても不自然ですよ。
例えば営業電話を受けた時に・・・恐らく新人さんだと思うのですが
絵に描いたようなイエス誘導法を使う方がいらっしゃいます。
相手がイエスとしか答えられない質問を繰り返すことで、
なんかいー感じにさせてしまおうってテクニックですね。
そのような方とお話をしていますと、
そーゆーテクニックを使ってくる→普通に話したらNoになる話をしようとしている
→こいつは私を騙そうとしている。みたいな考え方になっちゃって
普通に話すより否定的になります、私の場合。
心理テクニックは他人に対して用いようとするよりも
自分に対して使った方が色々お得だと思います。
ちなみに、最近お気に入りの心理テクニック(?)は
「相手にメリットを与える事で主導権を握れる」です(笑)
考え方としてはとても自分勝手な考え方ですが、
結果として出てくる行動は相手に対して配慮した物になります。
考え方で自分を納得させ、行動で相手に満足して頂く。
今の私はそれで良いと思っています。
ぶっちゃけ過ぎですかね?(^^;
お気に入り度:
★★★★★
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posted by ササキマコト