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ターン(新潮文庫)/北村薫
本の内容(Amazon.co.jpより引用):真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。
気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。3時15分。
いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。
そしてどんな一日を過ごしても、定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。
いつかは帰れるの?それともこのまま…だが、150日を過ぎた午後、突然、電話が鳴った。
読んだ時期:
2009年10月29日。
レビューとか感想とか:
内容を一言で言ったら「究極の遠距離恋愛」です。
事故って時空の狭間に落ちたみたいになった主人公が
人がいない自分の街で延々同じ日を繰り返します。
一日が終わると前の日に戻る感じです。
記憶以外の全てが元に戻るので何かやっても意味がありません。
それでも主人公なりに頑張りますが限界はある訳で。。
もー頭がおかしくなるぅ(つд`)って頃に何故か電話が鳴ります。
まぁ良く分からんけど外界と繋がりました。おめでとう。
でも当然の事ながら届くのは声のみ。
その蜘蛛の糸のような電話の声は・・・。次回へ続く(嘘)
後はご自分で確かめて下さい。
ミステリーかと思ったらミステリーじゃありませんでした。
どちらかと言うと純愛小説かしら。
ぶっちゃけ、設定以上の事件は起きませんので
謎が謎呼ぶSFミステリーみたいなのを期待すると拍子抜けします。
私がそうでした。
そこだけ気をつけて手に取れば楽しめるのではないでしょうか。
さて!
さてさて!
飽きました。もとい、中だるみの時期がきました。
何だかんだでこのブログも一年以上続け、本の冊数もこれで496冊目。
取りあえずの目標である1000冊までは先が長いですが
ここまで良く頑張ったと自分を褒めてあげたい気分です。
ただ、いまいち何かを得たって実感は薄いのですよね。
何かしら得てはいると思うのですが、別にお金になっている訳でも無いし
目に見えて何かが変わってきている訳でも無いし、
でもそれなりに時間を費やしているしで漠然とした不安感が出ています。
このままでいーのだろうかと。
う~ん(-公-;
きっと何かを成し遂げた人ってそーゆー不安感にも勝った人なんだろうなぁ。
と考える事にしましょうか。
方向性が正しいのかは分かりませんが、取りあえずどっかにぶつかるまでは
続けていこうと思います。のんびりぼへぼへと。
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★★
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posted by ササキマコト