マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

耳すます部屋(講談社文庫)/折原一

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 結末まで決して油断しないでください

 娘の同級生を放課後預かることになった久恵。
 だが母親同様ずうずうしい小学生ゆかりには、盗癖があった。
 結婚指輪までが消えた日、包丁を手に、久恵はついにキレてしまう。
 「ゆかりが帰ってこない」、その夜、鳴り続ける母親からの電話。どこまでも執拗に――。
 日常の恐怖に彩られた叙述ミステリー10の傑作!


読んだ時期:
 2009年12月25日。


レビューとか感想とか:
 叙述トリックメインのミステリー短編集です。
 確か前に「幸福荘の秘密―続・天井裏の散歩者」を読んで
 結構面白かったので読んでみました。同じ著者の方の本。
 結論から言えば、長編の方が好き。
 300ページちょっとの本に10作品も載っていますので
 一冊一冊が割りとあっさりした構成になっています。
 その為、感情移入して深く読み込む、と言った本ではありませんでした。
 ただ、叙述トリックを盛り込んだどんでん返し系が多いので
 その手の本が好きな方は楽しめると思います。

 さて、今日はクリスマスですね。
 一応今日がメインのはずですが私の中では気分的に年末に向けて~ですし
 世間一般でももうクリスマス雰囲気が終わってきているよーな気がします。
 と言うか、後1日何とか無事に乗り切って下さい(-人-;)
 何が無くても良いので大過なく後一日過ごさせて下さい(-人-;)
 この前クリスマスケーキに関わるお仕事をさせて頂いたので
 そっちの方で今年のクリスマスは超ドキドキなんです。
 サンタさん、今年ばっかりはロマンスもラビリンスもいらんから
 平和な日常をヨロシク(-人-;)


お気に入り度:
 ★★★






お仕事用Webサイト:pcs
※携帯電話には対応しておりません。



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posted by ササキマコト