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心理学者が教える思いどおりに人を動かすブラック文章術/内藤誼人
本の内容(Amazon.co.jpより引用):相手が、納得する、感動する、好感を持つ、「文章が上手ですね!」と感心する!
学校や会社では教えてくれない、読み手の心理を操作する文章テクニック56を大公開!
私たち日本人は、欧米人と違い、学校でライティングの勉強をしません。
だから、学校で、会社で、いざ文章を書こうとすると苦労してしまいます。
●強調したいときには、あえて強調しない
●ひらがな7割でやわらかなイメージを与える
●脅迫状を参考に文章を書く
●推敲は絶対にしてはいけない 等々
ベストセラー作家であり、心理学者である著者が教える、“禁断”の実践文章術です!
読んだ時期:
2010年3月16日。
レビューとか感想とか:
タイトルは過激ですが中身は至極真っ当。
この本のコンセプトを一言で言えば「文章のイメージ戦略」でしょう。
「心理学者が」と銘打ってるだけあって中々に心理学的です。多分。
上手い文章を書くためにはどうすれば良いか、
どうすれば相手が読みやすく分かり易い文章になるか、と言う事ではこれっぽっちも無く
同じ事を書いても表現によって相手に与える印象が変わるよ~と言う事が書かれています。
一例をあげると「マコトさんは毎日8時間の睡眠を取っています」と書くと
なんか健康的な生活を送っているように感じますが
「マコトさんは朝の5時に寝てお昼の1時に起きる生活を送っています」と書くと
何てぐーたらな生活をしとるんじゃ?!と感じる。みたいなお話です。
文章を書くと言うのは幅広く通用するスキルです。
学生さんも社会人も営業さんも技術屋さんも皆文章を書く機会はあると思います。
専門的な知識や技術は時代の移り変わりと共に陳腐化していきますが
この手の基本的なスキルは生涯に渡って使えると思うのですよ。
と言う訳で、人生のどこかのタイミングで一度勉強しておいてもいーんでないですかね。
ちなみに、この本の名誉の為に一つ書いておきます。
明日から私のブログの記事が劇的に変わり物凄い注目を浴びる程うまい文章になる。
と言う事は多分ありません。
これは本の内容がイマイチな訳では無く、単純に私のやる気の問題です。
そこだけ誤解の無いようお願い致します。才能無くて悪かったなっ。
お気に入り度:
★★★★★
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posted by ササキマコト