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サマーウォーズ(角川文庫)/岩井恭平
本の内容(Amazon.co.jpより引用):小磯健二は、憧れの先輩・篠原夏希に、「4日間だけフィアンセの振りをして!」と
アルバイトを頼まれ、長野県の田舎に同行することに。
夏希の曾祖母を中心にご親戚に囲まれながらも、
大役を果たそうと頑張る健二のもとに、謎の数列が届く。
数学が得意な彼は、夢中で答えを導きだすが、翌朝世界は一変していた。
世界の危機を救うため、健二と夏希、そして親戚一同が立ち上がる。
熱くてやさしい夏の物語。
映画「時をかける少女」の細田守監督・最新映画を完全ノベライズ。
読んだ時期:
2010年3月23日。
レビューとか感想とか:
映画が原作の小説です。聞いた事ある方もいらっしゃるんじゃないかしら。
映画版のCMに心を鷲掴みにされまして「よし!見に行くぞ!」と心に決めたまま
気づいたら終わってたのですよ、あら不思議。
と言う訳で小説になっているのを見つけて即買いしました。
CMが夏休みの終わりっぽい切なさを持っていたと言うのを除けば
ストーリーも細かいジャンルも分からないままお会計です。
結果から言えば大満足。読んで良かったー(*´ェ`*)
内容を一言で言えば、電脳世界のサイバーテロを舞台にした家族の絆物語です。
でもちゃんとバトル要素もあるし恋愛要素もあるしある意味ジャンプ向け?
色々盛り沢山に詰め込まれています。
もうちょっと細かく書くと、ヒロイン夏希ちゃんの実家に同行した主人公、健二君。
何気なく解いた数列がとっても大事な暗号だったんだってさ。
それが原因でOZと呼ばれるバーチャル空間(セカンドライフの全世界に浸透した版)が
ありゃー、困ったな。ってな位メチャクチャになっちゃいます。
挙句の果てにはその問題が現実世界まで飛び火してこりゃ大変。
ほんでまぁ色々あって健二君、夏希ちゃん、夏希ちゃんの家族達で
世界を守るぞ !ヽ(゚∀゚)人(゚∀゚)ノみたいになるお話です。
内容自体ももちろん面白かったのですが、
描写が丁寧で、読んでいて映像が目に浮かぶようでした。
結構芸が細かくて、正直言えば、この本を読み終わった今でも
やっぱり映像でも見たいなーと思っている位には気に入っております。
甘酸っぱい青春時代を思い出したい方、読んでみて下さいな♪
あっ、最近の『ONE PIECE』(ワンピース)が好きな人も好きそうなお話ですよ。
特に最後の決戦とかは・・・とってもユニークでした。
お気に入り度:
★★★★★
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posted by ササキマコト