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夏光/乾ルカ
本の内容(Amazon.co.jpより引用):哲彦が疎開先の漁村で出会った少年・喬史の顔の左半分を覆う真っ黒な痣。
村人たちはそれをスナメリの祟りと忌み嫌うが、
痣に埋もれた喬史の左目にはもっと恐ろしい秘密があった―。
表題作など、グロテスクな美意識が異彩を放つ驚異のデビュー作。
オール讀物新人賞受賞。
読んだ時期:
2010年6月5日。
レビューとか感想とか:
何で手に取ったのだろう?
良く分からないですが何となく手に取った一冊です。
読んでみたらちょっと不気味な短編集でした。
第一部が明治とか大正位の時代が舞台で
第二部が現代が舞台となっております。
それぞれのお話で、め・くち・みみ・は・みみ・はなの何れかに異形を抱えている人が
主要な登場人物として出てきます。
最初のお話の半分位まで私はホラーだと思っていました。
それ位物々しい雰囲気の語り口です。
ただ実際には、雰囲気はホラーでしたが内容は全然違いました。
どちらかと言うと切ない後味になる話が多く、
あまり好きとは言えないジャンルのはずが
ついつい惹き込まれて一気に読んでしまいましたよ。
と言う訳で乾ルカさんの他の作品も追っかけてみたいと思います。
久しぶりに当たりな感じの本でした。
さて、6月に入って大分暖かく・・と言うか暑くなってきましたね。
私の部屋は夏暑くて冬寒い素敵な部屋なので既にサウナ状態です。
あっちーー!
ただ子供の時はこんな暑さが当たり前だったよなぁ。と懐かしく感じました。
大人になるにつれてエアコンがガンガンに効いた部屋で過ごす事が多くなり
夏涼しくて冬暖かいのが当たり前っぽくなってはいますが
夏は本来暑い物ですもんね。
今年の夏は暑さを満喫したいと思います。熱射病で倒れない程度に。
お気に入り度:
★★★★
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posted by ササキマコト