マコトの書庫 ~ぼへぼへ自営業者の読書感想1000冊+α~

ルパンの消息(光文社文庫)/横山秀夫

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 十五年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人―。
 警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。
 当時、期末テスト奪取を計画した高校生三人が校舎内に忍び込んでいた。
 捜査陣が二つの事件の結び付きを辿っていくと、
 戦後最大の謎である三億円事件までもが絡んでくるのだった。
 時効まで二十四時間、事件は解明できるのか。


読んだ時期:
 2010年6月7日。


レビューとか感想とか:
 「15年前の事件ってさ~。自殺じゃなくて殺人だから。」と
 タレコミがあってにわかに活気づく警視庁。
 時効まで後一日。
 集められる当時の関係者達。
 果たして天下の桜田門は犯人を暴く事が出来るのか?みたいな話。
 15年も昔の話なので、調査は大変。
 関係者の証言と推理のみで真実に迫っていく展開です。
 証言による思い出パートと警察があたふたする現在パートで構成されていて
 時間を超えて真相を探る姿は中々に素敵。
 個人的にはあまり好きではないジャンル、刑事物でしたが
 一気に読み進める事が出来ました。
 刑事ものに抵抗が無い方にはオススメの一冊です。

 さて、気づいたら6月も第一週が終わりました。
 時間が経つのが早くて焦ってしまいます。
 と言ってても仕方ないので、そろそろ今月も始動しま~す。


お気に入り度:
 ★★★






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posted by ササキマコト